東京からの搭乗客を検温したり、チラシを配ったりする県職員(1日、和歌山県白浜町の南紀白浜空港で)
和歌山県はゴールデンウイーク期間中、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、白浜町の南紀白浜空港で、羽田(東京)からの日本航空定期便の利用者を検温している。
県職員が到着ロビーにサーモグラフィーカメラを設置し、定期便を降りた人の体温を確認。外出自粛を求めたり、県外から帰省した人らに自宅待機などをお願いしたりするチラシも配っている。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、白浜―羽田便は現在、1日1往復。羽田からの利用客は1日、11人だった。検温を始めた4月29日は5人、30日は8人だった。
取り組みは6日まで続ける。白浜から羽田へ向かう便の利用者は対象外としている。