和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

3月の和歌山県内倒産は6件

 東京商工リサーチ和歌山支店は、3月の県内倒産状況(負債額1千万円以上)をまとめた。倒産件数は6件だった。そのうち半数の3件が紀南関係で、白浜町の建設業、上富田町の遊技機器部品製造業、新宮市の衣料品販売業。

 倒産件数は、昨年3月より1件少なく、3月としては過去10年間で2014年、17年と並んで最少だった。新型コロナウイルス感染症が原因とされる倒産はなかった。 

 一方、負債総額は5億3300万円で、昨年3月より2億2400万円増えた。しかし負債額が1億円を超える倒産は2件にとどまり、引き続き小口倒産が主体だった。

 業種は建設業、製造業、卸売業、小売業、情報通信業、サービス業が1件ずつ。市町村も和歌山市、橋本市、御坊市、白浜町、上富田町、新宮市に分散した。

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