手際よくネットを取り外していく職員たち(18日、和歌山県白浜町の白良浜で)
和歌山県白浜町は18日、白良浜に設置していた防砂ネットを取り外した。細かい砂が冬の北西風で飛散しないよう、昨年11月に設けていたもので、撤去は白浜温泉街に春の到来を告げる風物詩になっている。
町職員が午前9時前から作業を開始。長さ20~30メートルのネットを外し、砂浜に打ち込んでいた約1・5メートルの木のくいを抜いていった。
この日は朝から穏やかに晴れ、作業中に上着を脱ぐ職員もいた。
江津良浜に設置している防砂ネットは4月に撤去するという。