和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

寒の戻りで積雪 田辺市龍神、スカイラインは通行止め

龍神温泉下流の龍王橋付近で舞う雪。早咲きの桜も凍えそう(16日、和歌山県田辺市龍神村湯ノ又で)
龍神温泉下流の龍王橋付近で舞う雪。早咲きの桜も凍えそう(16日、和歌山県田辺市龍神村湯ノ又で)
一面真っ白になったごまさんスカイタワー周辺(16日午前10時47分ごろ、龍神観光協会ホームページより)
一面真っ白になったごまさんスカイタワー周辺(16日午前10時47分ごろ、龍神観光協会ホームページより)
 冬型の気圧配置となり、上空に寒気が入って来た影響で、16日の和歌山県紀南地方は冷え込んだ。田辺市龍神村では雪が舞い、護摩壇山(1372メートル)を越える国道371号(高野龍神スカイライン)は積雪と凍結のため、午前7時から全面通行止めとなった。

 和歌山地方気象台によると、15日昼すぎから近畿地方の上空約5500メートルに氷点下30度の強い寒気が入り、冷え込んだ。紀南の16日午前の最低気温は、龍神(田辺市)が最も低く0・6度だった。次いで栗栖川(同)1・8度▽西川(古座川町)2・4度▽南紀白浜(白浜町)3・6度▽新宮4・4度▽潮岬(串本町)5・9度―となり、2月中旬から3月上旬並みの寒さとなった。高野山(高野町)では氷点下2・5度を観測した。

 17日は冬型の気圧配置が緩み、日中は16日より暖かくなるが、朝は放射冷却の影響などから冷え込むとみられている。

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