接触者98人全員の陰性確認 20代女性感染の和歌山県
和歌山県は8日、大阪市のコンサートに参加し、新型コロナウイルスに感染していた県内の20代女性が接触した可能性がある勤務先の同僚や家族ら計98人を検査したところ、全員が陰性だったと発表した。仁坂吉伸知事は8日の記者会見で「女性の職場や家庭で新たな感染がなかったので、今のところほっとしている」と話した。
女性は2月19日、集団感染があった大阪市北区のライブハウス「Soap opera classics Umeda(ソープ オペラ クラシックス ウメダ)」でのコンサートに参加。3月5日に感染が分かり、入院している。
女性は和歌山市のコールセンターに勤務しており、接触した可能性がある同僚や家族、医療機関の関係者らを県と和歌山市が検査した。全員が陰性だったことから、会社は社内を消毒後、10日に営業を再開する予定。県と市は2週間、従業員はなるべく出歩くのを控えること、通勤時に公共交通機関を使用しないことを要請している。
大阪市の4カ所のライブハウスであったコンサートの参加者に感染が確認されているため、県は参加者に対し、最寄りの保健所や県に速やかに連絡するよう呼び掛けている。
対象は「ソープ オペラ クラシックス ウメダ」(2月19日と23日、24日)、都島区の「大阪京橋ライブハウスArc(アーク)」(15、16日)、北区の「Live House Rumio(ライブハウス ルミオ)」(18日)、中央区の「americamura FANJ twice(アメリカムラ ファンジェイ トワイス)」(21日)。
対象施設のコンサートには、今のところ感染が確認された女性のほか県内から3人の参加が分かっているが、検査結果は陰性だった。
一方、山梨県で感染が確認された60代男性は「ファンジェイ トワイス」のコンサートに参加し、和歌山県内を旅行していたことが分かったため、県は立ち寄った可能性がある場所の関係者を調査したが、体調不良を訴える人は出ていないという。
仁坂知事は「世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が終息するまでは、今後も感染者が出てくるかもしれない。今回のように、とにかく早期に発見して、全体を押さえ込む対策を続けたい」と話した。
女性は2月19日、集団感染があった大阪市北区のライブハウス「Soap opera classics Umeda(ソープ オペラ クラシックス ウメダ)」でのコンサートに参加。3月5日に感染が分かり、入院している。
女性は和歌山市のコールセンターに勤務しており、接触した可能性がある同僚や家族、医療機関の関係者らを県と和歌山市が検査した。全員が陰性だったことから、会社は社内を消毒後、10日に営業を再開する予定。県と市は2週間、従業員はなるべく出歩くのを控えること、通勤時に公共交通機関を使用しないことを要請している。
大阪市の4カ所のライブハウスであったコンサートの参加者に感染が確認されているため、県は参加者に対し、最寄りの保健所や県に速やかに連絡するよう呼び掛けている。
対象は「ソープ オペラ クラシックス ウメダ」(2月19日と23日、24日)、都島区の「大阪京橋ライブハウスArc(アーク)」(15、16日)、北区の「Live House Rumio(ライブハウス ルミオ)」(18日)、中央区の「americamura FANJ twice(アメリカムラ ファンジェイ トワイス)」(21日)。
対象施設のコンサートには、今のところ感染が確認された女性のほか県内から3人の参加が分かっているが、検査結果は陰性だった。
一方、山梨県で感染が確認された60代男性は「ファンジェイ トワイス」のコンサートに参加し、和歌山県内を旅行していたことが分かったため、県は立ち寄った可能性がある場所の関係者を調査したが、体調不良を訴える人は出ていないという。
仁坂知事は「世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が終息するまでは、今後も感染者が出てくるかもしれない。今回のように、とにかく早期に発見して、全体を押さえ込む対策を続けたい」と話した。