国道沿いに咲く桜(4日、和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
和歌山県田辺市龍神村柳瀬の国道425号沿いで、地元の老人会が約20年前に植えた早咲きの桜が見頃になり、ドライバーらを楽しませている。
地元住民や観光客らに桜を楽しんでもらおうと、当時の老人会のメンバーが苗木を植えたという。
桜は、柳瀬から福井方面に向かう途中にある六地蔵トンネル近くの斜面にある。数年前の台風で数本が倒れたが、現在は福井方面に向かって右側に十数本、左側に2本あり、大きいものは高さ約3メートル。
地元の老人会「上柳瀬シルバークラブ」の松本弘次会長(75)によると、桜は日当たりの良い所にあり、先月下旬に例年よりやや早く開花した。あと1週間ほど見頃だという。