皆が集える場所を Uターンの村上さん夫妻がカフェ「ざざざ座」、和歌山・みなべ
和歌山県みなべ町東本庄で、音楽好きの村上洋介さん(41)と亜紀さん(47)夫妻がカフェと定食の店を始めた。亜紀さんは同町筋出身で高校卒業後は大阪で暮らしていたが、四半世紀を経てふるさとにUターンした。「子どもからお年寄りまで、地域の人や都市部の人、外国の人も皆が集える場所をつくりたい」と口をそろえる。
村上さん一家は大阪市で暮らしていたが、コロナ禍を機に「心にゆとりを持てる生活がしたい」との思いから、2023年春にみなべ町に転居した。
カフェと定食の店「ざざざ座」は今年2月に、縫製工場跡の一角に開店した。
広々とした店内には、洋介さんが得意なギターが6本、ベースや三線(さんしん)、ウクレレなどの弦楽器やピアノ、アフリカのカリンバなどの民族楽器が並ぶ。どれも自由に遊んだり、演奏したりできる。「音楽の力はすごい。初対面の人や言語の違う外国の人とでも、音楽で通じ合うことができる」と亜紀さん。
洋介さんは、演奏会や絵画展、写真展など、さまざまな発表の場として店を使ってもらいたいと話す。
店の一角にはスクリーンとして使える白い壁もある。今後、映画の自主上映会や音楽イベントなどを企画していく予定だ。
みなべで暮らして2年。人のつながりの濃さや温かさ、豊かな自然、食べ物を自分たちの手で育てられる環境があることに幸せを感じている。亜紀さんは熊野古道のガイドや、地域の自然や文化の魅力を伝えるガイド「インタープリター」の認定を受けた。日常会話程度なら英語も話せる。「1次産業や田舎暮らしに興味のある都市部の人、外国の人たちなど、いろんな人をみなべに呼び込みたい」と話す。
ランチは午前11時半~午後2時で、焼き肉定食(1200円)、唐揚げ定食(千円)など4種類の定食を用意。午後2時~4時はカフェタイム。金曜と土曜の夜(午後5時半~9時)は居酒屋をしている。不定休。休日はインスタグラム(@zazazaza_minabe)で確認できる。電話070・1749・2918。
村上さん一家は大阪市で暮らしていたが、コロナ禍を機に「心にゆとりを持てる生活がしたい」との思いから、2023年春にみなべ町に転居した。
カフェと定食の店「ざざざ座」は今年2月に、縫製工場跡の一角に開店した。
広々とした店内には、洋介さんが得意なギターが6本、ベースや三線(さんしん)、ウクレレなどの弦楽器やピアノ、アフリカのカリンバなどの民族楽器が並ぶ。どれも自由に遊んだり、演奏したりできる。「音楽の力はすごい。初対面の人や言語の違う外国の人とでも、音楽で通じ合うことができる」と亜紀さん。
洋介さんは、演奏会や絵画展、写真展など、さまざまな発表の場として店を使ってもらいたいと話す。
店の一角にはスクリーンとして使える白い壁もある。今後、映画の自主上映会や音楽イベントなどを企画していく予定だ。
みなべで暮らして2年。人のつながりの濃さや温かさ、豊かな自然、食べ物を自分たちの手で育てられる環境があることに幸せを感じている。亜紀さんは熊野古道のガイドや、地域の自然や文化の魅力を伝えるガイド「インタープリター」の認定を受けた。日常会話程度なら英語も話せる。「1次産業や田舎暮らしに興味のある都市部の人、外国の人たちなど、いろんな人をみなべに呼び込みたい」と話す。
ランチは午前11時半~午後2時で、焼き肉定食(1200円)、唐揚げ定食(千円)など4種類の定食を用意。午後2時~4時はカフェタイム。金曜と土曜の夜(午後5時半~9時)は居酒屋をしている。不定休。休日はインスタグラム(@zazazaza_minabe)で確認できる。電話070・1749・2918。