ゾウに「特別おやつ」 地元の規格外イチゴ、和歌山県白浜
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は、地元農家から購入した規格外のイチゴなどの果物を「特別なおやつ」としてアフリカゾウに与えている。来園者にフードロス問題を楽しく学んでもらう催し。4月6日まで。
発育不足や育ち過ぎ、形がふぞろいなど、さまざまな理由で市場に出すことができない規格外の果物を動物の餌として活用する取り組み。マントヒヒにも与えている。
イチゴ、ネーブル、ハッサクなどの規格外果物を提供しているのは、白浜町の南紀白浜ベリースタンドと、田辺市の中山農園、森山農園、紀州とんと農園。
アドベンチャーワールドによると、普段と異なる多様な果物を食べることは、動物にとって新たな刺激になるという。
21日には、事前に予約していた20組が参加。飼育スタッフからフードロス問題について説明を受けた後、果物が入ったカップから一つ一つ取り出し、ゾウの鼻に差し出した。
果物を与えて喜ぶ子どもらの様子を見守った南紀白浜ベリースタンドの矢嶌星児さん(37)は「ロスを出さないように栽培しているが、どうしても出てしまう。このように活用してもらえて良かった」と言い、中山農園の中山将誓さん(31)は「規格外だが、思いを込めて作った果物。役立ててもらえてうれしい」と喜んでいた。
発育不足や育ち過ぎ、形がふぞろいなど、さまざまな理由で市場に出すことができない規格外の果物を動物の餌として活用する取り組み。マントヒヒにも与えている。
イチゴ、ネーブル、ハッサクなどの規格外果物を提供しているのは、白浜町の南紀白浜ベリースタンドと、田辺市の中山農園、森山農園、紀州とんと農園。
アドベンチャーワールドによると、普段と異なる多様な果物を食べることは、動物にとって新たな刺激になるという。
21日には、事前に予約していた20組が参加。飼育スタッフからフードロス問題について説明を受けた後、果物が入ったカップから一つ一つ取り出し、ゾウの鼻に差し出した。
果物を与えて喜ぶ子どもらの様子を見守った南紀白浜ベリースタンドの矢嶌星児さん(37)は「ロスを出さないように栽培しているが、どうしても出てしまう。このように活用してもらえて良かった」と言い、中山農園の中山将誓さん(31)は「規格外だが、思いを込めて作った果物。役立ててもらえてうれしい」と喜んでいた。