甘み強い「まりひめ」収穫 和歌山県オリジナルのイチゴ
和歌山県田辺・西牟婁で、県オリジナル品種のイチゴ「まりひめ」の収穫が続いている。甘みが強く、程よい酸味が特徴。
まりひめは、県農業試験場が「章姫」と「さちのか」を交配して育成した品種。栽培は県内に限られており、約21ヘクタールで栽培されている。
JA紀南の「稲成イチゴ研究会」では田辺市の稲成、芳養、三栖地区と白浜町の計6戸が計約70アールで、品種をまりひめ1本に絞って栽培。JAを通じて、市内や和歌山市、大阪市の市場や地元の直売所「紀菜柑」に出荷している。
収穫は12月上旬ごろから5月末ごろまで。研究会の会長で稲成地区の宮本誠士さん(37)は約20アールのハウスで加温器を使うなどして栽培している。作業性が良いように高さのある培地に株を植える「高設栽培」で育てており、収穫は家族や知人としている。
宮本さんは「昨年夏以降の高温の影響から今季の収穫量は少なめで、手に入りにくいかもしれないが、味は例年通りとてもおいしくできているので、皆さんに食べていただけるとうれしい」と話した。
まりひめは、県農業試験場が「章姫」と「さちのか」を交配して育成した品種。栽培は県内に限られており、約21ヘクタールで栽培されている。
JA紀南の「稲成イチゴ研究会」では田辺市の稲成、芳養、三栖地区と白浜町の計6戸が計約70アールで、品種をまりひめ1本に絞って栽培。JAを通じて、市内や和歌山市、大阪市の市場や地元の直売所「紀菜柑」に出荷している。
収穫は12月上旬ごろから5月末ごろまで。研究会の会長で稲成地区の宮本誠士さん(37)は約20アールのハウスで加温器を使うなどして栽培している。作業性が良いように高さのある培地に株を植える「高設栽培」で育てており、収穫は家族や知人としている。
宮本さんは「昨年夏以降の高温の影響から今季の収穫量は少なめで、手に入りにくいかもしれないが、味は例年通りとてもおいしくできているので、皆さんに食べていただけるとうれしい」と話した。