選手18人で再スタート 野球独立リーグの和歌山FB
野球関西独立リーグの和歌山ファイティングバーズ(FB)は29日、和歌山県上富田町朝来の上富田スポーツセンター野球場で今季の練習を始めた。経営難のため運営体制を一新し、選手18人で再スタート。地元の選手も募集しており、野球を通じた地域貢献に力を入れる。
和歌山FBは2016年秋、田辺・西牟婁を拠点に設立され、4シーズン目を迎える。球団の経営は、昨季までのNPOから東京都のベンチャー企業が設立した株式会社「CMDFB」に代わった。
初日の練習は、生島大輔選手兼任コーチを含む選手18人全員がそろった。昨季に続いて指揮を執る元プロ野球選手の川原昭二監督は「それぞれが自分の目標に取り組み、けがをしないよう自己管理を」とあいさつ。新加入の選手が多いため、選手一人一人が自己紹介をしてから走り込みなどの練習に汗を流した。
選手はほとんどが県外出身。球団から給料は出ないが、地元企業の協力で、多くの選手はアルバイトをしながら野球を続けている。
この日、新キャプテンに任命された西河洋樹選手(26)は兵庫県出身で、和歌山FBは2年目。田辺・西牟婁で梅やミカンの農家と水産加工販売業者のアルバイトを掛け持ちして生計を立てている。「ファンあってのチーム。野球ができることに感謝の気持ちを忘れず、一人一人がNPB(日本プロ野球)入りなどの目標に向かいながらチームの勝利を目指す。地域にも貢献していきたい」と意気込みを話した。
選手は2月2日に上富田町である紀州口熊野マラソンで給水ボランティアをする。2月22、23日に和歌山市であるイベント「木育キャラバン」の運営も手伝う。
今季から球団代表を務める田所洋二さん(60)は「地域の子どもたちに規範を示し、ともに育むことができたら。選手はボランティア活動やアルバイトなどを通じて同世代の人らでコミュニティーをつくってほしい」と話している。
■地元選手を募集中
和歌山FBは、地元の選手を随時募集中。4月のシーズン開幕まで練習は上富田町や田辺市、白浜町、御坊市などのグラウンドである。14日に闘雞神社で必勝祈願をし、15日から佐賀県で1週間のキャンプをする。3月にはオープン戦がある。
問い合わせは、田辺市上の山1丁目にある球団事務所(0739・34・7200)へ。
和歌山FBは2016年秋、田辺・西牟婁を拠点に設立され、4シーズン目を迎える。球団の経営は、昨季までのNPOから東京都のベンチャー企業が設立した株式会社「CMDFB」に代わった。
初日の練習は、生島大輔選手兼任コーチを含む選手18人全員がそろった。昨季に続いて指揮を執る元プロ野球選手の川原昭二監督は「それぞれが自分の目標に取り組み、けがをしないよう自己管理を」とあいさつ。新加入の選手が多いため、選手一人一人が自己紹介をしてから走り込みなどの練習に汗を流した。
選手はほとんどが県外出身。球団から給料は出ないが、地元企業の協力で、多くの選手はアルバイトをしながら野球を続けている。
この日、新キャプテンに任命された西河洋樹選手(26)は兵庫県出身で、和歌山FBは2年目。田辺・西牟婁で梅やミカンの農家と水産加工販売業者のアルバイトを掛け持ちして生計を立てている。「ファンあってのチーム。野球ができることに感謝の気持ちを忘れず、一人一人がNPB(日本プロ野球)入りなどの目標に向かいながらチームの勝利を目指す。地域にも貢献していきたい」と意気込みを話した。
選手は2月2日に上富田町である紀州口熊野マラソンで給水ボランティアをする。2月22、23日に和歌山市であるイベント「木育キャラバン」の運営も手伝う。
今季から球団代表を務める田所洋二さん(60)は「地域の子どもたちに規範を示し、ともに育むことができたら。選手はボランティア活動やアルバイトなどを通じて同世代の人らでコミュニティーをつくってほしい」と話している。
■地元選手を募集中
和歌山FBは、地元の選手を随時募集中。4月のシーズン開幕まで練習は上富田町や田辺市、白浜町、御坊市などのグラウンドである。14日に闘雞神社で必勝祈願をし、15日から佐賀県で1週間のキャンプをする。3月にはオープン戦がある。
問い合わせは、田辺市上の山1丁目にある球団事務所(0739・34・7200)へ。