マルタ共和国の“猫文化”ドキュメンタリー『ねこしま』入場者プレゼント配布決定【1月10日公開】
野良猫たちと人間が共存する「奇跡の島」と呼ばれるマルタ共和国に迫ったドキュメンタリー『ねこしま』(原題:Cats of Malta)が、1月10日より全国で公開される(配給:ファインフィルムズ)。
【画像】先着入場者特典の猫像「アタス」ジッパーバイト
イタリアのシチリア島の南に位置する地中海に浮かぶ島国、マルタ共和国。日本人観光客も多く訪れるマルタには、愛らしくもたくましい猫たちと、彼らと共に人生を慈しむ人々がいる。
地元のカリスマ的な給餌者や人気のフォトスポットである巨大な猫像「アタス」を制作したアーティスト、自身のボランティア活動をSNSで積極的にアピールする10代の少年、NGOスタッフへのインタビューによって、マルタの猫たちの抗い難い魅力、現在のマルタの「猫文化」が明らかになる。
公開初日からの先着入場者特典として、全劇場にて猫像「アタス」のジッパーバイトの配布が決定。アタス像を手がけたマルタ出身のアーティスト、マシュー・パンドルフィーノシューによるデザインを忠実に再現している。
2週目17日からは都内劇場(ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋、kino cinema立川高島屋S.C.館)にて、アタス像や巨石神殿などマルタの観光名所やシンボルをモチーフにしたスペシャルシールの配布を予定している(提供:マルタ観光局、数量限定、なくなり次第終了)。
■監督は、マルタにルーツを持つサラ・ジェイン・ポルテッリ
――本作を作ろうと思ったきっかけは何ですか?
【サラ】4年前に、(撮影・プロデューサーの)イヴァン・マレキンと私はオーストラリアからマルタに移住したのですが、いたるところで猫を見かけました。そのうち、私たちは猫の餌やりコミュニティについて学び、地元のFacebookのグループに参加したり、猫の保護施設でボランティアもしました。じきに私は”猫派”に改宗し、イヴァンはもっと猫に夢中になったんです。なぜこの小さな島のあちこちに、こんなにも多くの猫と猫を愛する共同体が広がっているのか、答えを知りたいと思えば思うほど発見がありました。私たちは彼らの物語を世界に知ってほしいと思いました。マルタがどれだけ猫を愛しているか、そして猫がどれだけマルタを愛しているか、みんなに知ってもらうべきなんです!
――制作過程はどのようなものでしたか?
【サラ】監督としていちばん苦労したのは、ふさわしい質問をして、ストーリーをある方向に導くこと。それぞれのストーリーをつなぐ糸を見つけるのは、ドキュメンタリーを作るときには難しいものです。時系列的には、パンデミックの中、ロックダウンが迫ってきた2020年3月頃から始めました。スリーマのインディペンデンス・ガーデン、別名“猫の公園”を訪れ、テストとして何匹かの猫を撮影しました。猫のストック映像がたくさん撮れたので、これは何かに変わるかもしれないと思い、猫の彫刻を手掛けていたマルタのアーティスト、マシュー・パンドルフィーノや地元の人たちにインタビューをしながらリサーチを続けました。
――マルタの猫の特徴は?
【サラ】マルタの猫はとてもタフで、独立心が強く、たくましい。マルタの住民とも似ています。ヨーロッパのどの国よりも長い日数の夏、雨風や訪れる観光客たちにも物怖じしません。猫たちは地元の人々に溶け込み、風景の一部になっています。私やこの映画に登場する人々に言わせれば、彼らは今やマルタの風景を引き立てていると言ってもいいでしょう。とはいえ、そうした猫たちはもちろん、彼らのために去勢手術を施し、シェルターや必要な医療を提供する多くの地元住民からの厚い支援を受けているのです。
――猫に焦点を当てることによって、人間に対するメッセージも込められているのでしょうか?
【サラ】その通りです。『ねこしま』は、猫と共に生きる人間同士のつながりやコミュニティの力についての映画でもあります。猫がどれだけ人間を必要とし、人間がいかに猫を必要としているかを伝えているのです。
【動画】ドキュメンタリー『ねこしま』予告編&本編映像
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公開初日からの先着入場者特典として、全劇場にて猫像「アタス」のジッパーバイトの配布が決定。アタス像を手がけたマルタ出身のアーティスト、マシュー・パンドルフィーノシューによるデザインを忠実に再現している。
2週目17日からは都内劇場(ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋、kino cinema立川高島屋S.C.館)にて、アタス像や巨石神殿などマルタの観光名所やシンボルをモチーフにしたスペシャルシールの配布を予定している(提供:マルタ観光局、数量限定、なくなり次第終了)。
■監督は、マルタにルーツを持つサラ・ジェイン・ポルテッリ
――本作を作ろうと思ったきっかけは何ですか?
【サラ】4年前に、(撮影・プロデューサーの)イヴァン・マレキンと私はオーストラリアからマルタに移住したのですが、いたるところで猫を見かけました。そのうち、私たちは猫の餌やりコミュニティについて学び、地元のFacebookのグループに参加したり、猫の保護施設でボランティアもしました。じきに私は”猫派”に改宗し、イヴァンはもっと猫に夢中になったんです。なぜこの小さな島のあちこちに、こんなにも多くの猫と猫を愛する共同体が広がっているのか、答えを知りたいと思えば思うほど発見がありました。私たちは彼らの物語を世界に知ってほしいと思いました。マルタがどれだけ猫を愛しているか、そして猫がどれだけマルタを愛しているか、みんなに知ってもらうべきなんです!
――制作過程はどのようなものでしたか?
【サラ】監督としていちばん苦労したのは、ふさわしい質問をして、ストーリーをある方向に導くこと。それぞれのストーリーをつなぐ糸を見つけるのは、ドキュメンタリーを作るときには難しいものです。時系列的には、パンデミックの中、ロックダウンが迫ってきた2020年3月頃から始めました。スリーマのインディペンデンス・ガーデン、別名“猫の公園”を訪れ、テストとして何匹かの猫を撮影しました。猫のストック映像がたくさん撮れたので、これは何かに変わるかもしれないと思い、猫の彫刻を手掛けていたマルタのアーティスト、マシュー・パンドルフィーノや地元の人たちにインタビューをしながらリサーチを続けました。
――マルタの猫の特徴は?
【サラ】マルタの猫はとてもタフで、独立心が強く、たくましい。マルタの住民とも似ています。ヨーロッパのどの国よりも長い日数の夏、雨風や訪れる観光客たちにも物怖じしません。猫たちは地元の人々に溶け込み、風景の一部になっています。私やこの映画に登場する人々に言わせれば、彼らは今やマルタの風景を引き立てていると言ってもいいでしょう。とはいえ、そうした猫たちはもちろん、彼らのために去勢手術を施し、シェルターや必要な医療を提供する多くの地元住民からの厚い支援を受けているのです。
――猫に焦点を当てることによって、人間に対するメッセージも込められているのでしょうか?
【サラ】その通りです。『ねこしま』は、猫と共に生きる人間同士のつながりやコミュニティの力についての映画でもあります。猫がどれだけ人間を必要とし、人間がいかに猫を必要としているかを伝えているのです。
【動画】ドキュメンタリー『ねこしま』予告編&本編映像
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