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【動画】それいけ!みなべ探検隊 穴場や伝説、面白スポット紹介

こもり岩の中には、ロープがなくても入ることができる(いずれも和歌山県みなべ町市井川で)
こもり岩の中には、ロープがなくても入ることができる(いずれも和歌山県みなべ町市井川で)

 これまで和歌山県紀南地方のさまざまな穴場や伝説の地、面白スポットを、時には記者が体を張って紹介してきた人気企画「紀南探検隊」。今回は、みなべ町限定の番外編「みなべ探検隊」としてお届けします。(中沢みどり記者)

【「こもり岩」内部の動画はこちら】

地図・こもり岩
地図・こもり岩

■中はひんやり、コウモリも? 市井川の「こもり岩」



 みなべ町で2月に開かれる、山道を走る大会「梅の里トレイルラン」の資料を見ていて、ふと目に留まったのが、コースの給水所になっている「こもり岩」の文字。これまで紀南探検隊員として風穴や岩穴に潜ってきた経験から、ピンときた。ここは探検の「におい」がする―。早速、トレイルランを担当する町教育委員会教育学習課の永井克実さん(49)に連絡すると、快く案内を引き受けてくれた。

 「普通車では行けないですよ」。永井さんはそう言い、同町谷口の生涯学習センター前から軽トラックに乗せてくれた。車での移動時間は約35分。後半は狭く舗装のない山道を、時折車を止めて落石や倒木を退けながらガタガタと上り続けた。少し広くなっている所に車を止め、草をかき分け斜面を登ること数分。そこに「こもり岩」はあった。

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