防災看板を新しく 地元中学生の川柳採用、和歌山県田辺市新庄町
和歌山県の田辺市新庄町内会連合会と新庄町防災対策委員会が、名喜里橋(田辺市新庄町)近くにある防災啓発用の看板を新しくした。「訓練が 地域を守り 身を守る」という地元中学生が作った川柳を標語に採用した。
標語は、新庄中学校2年の濵本美来さんが新庄小学校6年生の時に作った。田辺市が「家族で考える防災の日」(9月の第1日曜)を啓発する関連事業として2022年度に募集した「防災川柳」で優秀賞に選ばれた作品。地域の防災訓練に今後さらに力を入れていきたいと考えていた町内会関係者の目に留まり、中学校を通じて濵本さんに看板への使用許可を依頼した。
以前の看板は約30年前に設置したもので劣化が進んでいたことなどから、啓発内容も含めて新しくすることにしたという。
設置している場所は交通量が多い交差点付近で、ドライバーや歩行者らの視界に入りやすい。濵本さんの川柳のほかに高台への避難を促すイラストも描かれている。縦1・8メートル、横3・6メートル。
新庄町内会連合会の佃昇会長(60)がこのほど、新庄中を訪れて濵本さんに看板の完成を報告した。
佃会長が「(濵本さんの川柳は)まさに地域で取り組もうとしていることそのもの。町内会の防災に対する思いが詰まっていると感じた。大切に使わせてもらう」と謝意を伝え、濵本さんは「自分が作った川柳で、地域の人たちの命を守ることができると思うとうれしい」と話した。
標語は、新庄中学校2年の濵本美来さんが新庄小学校6年生の時に作った。田辺市が「家族で考える防災の日」(9月の第1日曜)を啓発する関連事業として2022年度に募集した「防災川柳」で優秀賞に選ばれた作品。地域の防災訓練に今後さらに力を入れていきたいと考えていた町内会関係者の目に留まり、中学校を通じて濵本さんに看板への使用許可を依頼した。
以前の看板は約30年前に設置したもので劣化が進んでいたことなどから、啓発内容も含めて新しくすることにしたという。
設置している場所は交通量が多い交差点付近で、ドライバーや歩行者らの視界に入りやすい。濵本さんの川柳のほかに高台への避難を促すイラストも描かれている。縦1・8メートル、横3・6メートル。
新庄町内会連合会の佃昇会長(60)がこのほど、新庄中を訪れて濵本さんに看板の完成を報告した。
佃会長が「(濵本さんの川柳は)まさに地域で取り組もうとしていることそのもの。町内会の防災に対する思いが詰まっていると感じた。大切に使わせてもらう」と謝意を伝え、濵本さんは「自分が作った川柳で、地域の人たちの命を守ることができると思うとうれしい」と話した。