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栗山英樹氏、水原一平被告の事件で“初めて”口を開く 大谷翔平には「申し訳ない」と伝えていた

(左から)栗山英樹氏、大谷翔平 (C)ORICON NewS inc.
(左から)栗山英樹氏、大谷翔平 (C)ORICON NewS inc.
 NHKスペシャル『メジャーリーガー大谷翔平 2024 試練と決断 そして頂点へ』が29日午後9時から放送された。ドジャース・大谷翔平の元通訳・水原一平被告による違法賭博問題について栗山英樹氏が初めて口を開いた。

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 ドジャースへの移籍、30歳の節目を前に結婚、新たな一歩を踏み出した大谷の2024年は、元通訳・水原氏が大谷の口座から約26億円を不正送金する“違法賭博問題”が発覚する中での波乱の幕開けとなった。

 同番組では、大谷と水原被告が出会うきっかけとなった日本ハムファイターズ時代の監督だった栗山英樹氏が、この問題に初めて口を開いた。栗山氏は「一番大切なものに裏切られたのかどうかは別なんですけど、『これだけは嫌だ』って思っていることが起こったんだと思います」と推測。「僕は一平も翔平も信じて一緒にやってきたので、半分信じられないっていう思いと、それから翔平には伝えましたけど『申し訳ない』っていうことは伝えました」と、大谷に謝罪していたことを明かした。

 また、大谷本人もインタビューで事件にいて言及した。事件発覚後の会見で水原被告を責める言葉を発さなかった理由について「会見のときは説明というか、正しいことを説明するというのが目的ではあったので。本当にそこに集中というか、このこと自体の正しい見通し、起きてることの状況説明がメインではあった」と回顧。「僕の中では終わっていないというか、まだ続いてることではあるので、今その時がどうだったかみたいなことではなくて、それがずっと続いている感じなんですけど」と神妙な面持ちで語った。

 「どのような精神状態で日々を送っていたか」という質問に「僕は別に負い目を感じることもないので、何を言われてもフラットで自分の仕事をしたいなというか、自分が好きで小さい頃からやってきて、やっと来れたこういうところでそういう風に思ってプレーすること自体がもったいないというか、『そこはそこ、ここはここ』みたいな感じではあった」と言葉をつむいだ。

 一方で「新しいチームで自分の新しいスタートというところではあったので、あんまり引きずるというのはなかったですね。ラインナップの一人として早くチームに馴染みたい、ファンの人に認められたいっていう(気持ちがあった)」と本音を明かした。

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