原作・綾辻行人『十角館の殺人』に続く「館」シリーズ映像化第2弾、2025年製作決定
「日本ミステリー文学大賞」を2019年に受賞した、作家・綾辻行人(あやつじ・ゆきと)氏の代表作である「館」シリーズの映像化第2弾の製作が決定した。動画配信サービス「Hulu」で独占配信する。
【動画】「館」シリーズ映像化第2弾、超特報映像
「館」シリーズは、『十角館の殺人』から『奇面館の殺人』まで、これまでに9作の長編が発表されており、現在、シリーズ第10作にして最終作となる『双子館の殺人』の執筆が進められている。
今年3月、「館」シリーズの記念すべき第1作であり、日本ミステリー史に画期的な影響を及ぼしたと評される傑作長編を、Huluオリジナル『十角館の殺人』(全5話/製作著作:日本テレビ)として映像化。ATP(全日本テレビ番組製作社連盟)が、製作会社の社会的機能を高め、制作スタッフひとりひとりの情熱や気概に応えるために創設した「第40回ATP賞」のドラマ部門で奨励賞を受賞。アジア最大級の番組アワードである「第29回アジア・テレビジョン・アワード」の「ドラマ・シリーズ部門」にノミネートされた。
新作のメガホンを取るのは、『十角館の殺人』から続投となる内片輝。前作に引き続き、ミステリーファンを魅了してやまない綾辻作品の濃密な世界観を丁寧に描き出す。
この製作決定に伴い、原作者の綾辻氏は、「『十角館』をあのような形に仕上げてくれた内片監督への信頼はもはや揺るぎないので、ほとんど迷うこともなくOKを出しました」と第2弾の企画が持ち上がった当時を振り返りつつ、「いずれタイトルが公表されれば、たぶん原作を知っている方の多くが『なるほど』とうなずいてくださるでしょう」とコメント。
また、内片監督は「『館』シリーズ実写映像化第2弾の製作決定をお伝えできること、監督・プロデューサーとしてうれしく思います」と喜びの思いとともに「魅力的な『館』の世界に、再び皆さんをご招待します!」とメッセージを寄せた。
『十角館の殺人』に続き、次に映像化されるのは果たしてどの「館」なのか──?
■原作:綾辻行人のコメント
発表以来、長年「映像化不可能」と云われつづけてきた『十角館の殺人』でしたが、実写ドラマ化の企画段階から「自分ならできる」と云いきってはばからなかった内片輝監督が見事、「不可能ではなかった」と証明してみせてくれました。原作者の僕にとって、これは大きな驚きであり、同時に大きな喜びでもありました。
幸いにも、配信開始後の作品の評判や評価、成績などは上々である、とのこと。そこでさっそく、「ここはぜひ、シリーズ第2弾を」という話が持ち上がったわけです。『十角館』をあのような形に仕上げてくれた内片監督への信頼はもはや揺るぎないので、ほとんど迷うこともなくOKを出しました。
「本当にやるの?」「次はどれを?」──と、「超特報」では一応とぼけてみせていますが、原作者としては当然ながら、「本当にやる」ことも「どれを」やるのかもすでに承知しています。なので、この場では何ともコメントしづらいのです。いずれタイトルが公表されれば、たぶん原作を知っている方の多くが「なるほど」と頷いてくださるでしょう。
「館」シリーズの作品はそれぞれ、なかなかひと筋縄ではいかないものばかりです。「どれを」映像化するにしても、『十角館』とはまた違った難題がたくさん待ち受けていそうですが、内片監督のことだから今度もきっと見事にクリアしてくれるだろう、と期待しています。
■監督:内片輝のコメント
「館」シリーズ実写映像化第2弾の製作決定をお伝えできること、監督・プロデューサーとしてうれしく思います。
どの「館」シリーズが実写化されるのか?……アレコレお伝えしたいのですが、それはまだ内緒。楽しみにお待ちください。
魅力的な「館」の世界に、再び皆さんをご招待します!
■『十角館の殺人』地上波放送情報
●日本テレビ(関東ローカル)、静岡第一テレビ、広島テレビ、ミヤギテレビ
第1話&第2話:2024年12月30日深1:24~3:32
第3話:2025年1月1日深0:50~1:54
第4話:2025年1月2日深1:44~2:45
第5話:2025年1月3日深1:44~2:48
●読売テレビ:
2025年1月1日〜1月5日深夜放送予定
※放送時間は変更になる場合があります。詳細は各局の番組表をご確認ください。
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新作のメガホンを取るのは、『十角館の殺人』から続投となる内片輝。前作に引き続き、ミステリーファンを魅了してやまない綾辻作品の濃密な世界観を丁寧に描き出す。
この製作決定に伴い、原作者の綾辻氏は、「『十角館』をあのような形に仕上げてくれた内片監督への信頼はもはや揺るぎないので、ほとんど迷うこともなくOKを出しました」と第2弾の企画が持ち上がった当時を振り返りつつ、「いずれタイトルが公表されれば、たぶん原作を知っている方の多くが『なるほど』とうなずいてくださるでしょう」とコメント。
また、内片監督は「『館』シリーズ実写映像化第2弾の製作決定をお伝えできること、監督・プロデューサーとしてうれしく思います」と喜びの思いとともに「魅力的な『館』の世界に、再び皆さんをご招待します!」とメッセージを寄せた。
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■原作:綾辻行人のコメント
発表以来、長年「映像化不可能」と云われつづけてきた『十角館の殺人』でしたが、実写ドラマ化の企画段階から「自分ならできる」と云いきってはばからなかった内片輝監督が見事、「不可能ではなかった」と証明してみせてくれました。原作者の僕にとって、これは大きな驚きであり、同時に大きな喜びでもありました。
幸いにも、配信開始後の作品の評判や評価、成績などは上々である、とのこと。そこでさっそく、「ここはぜひ、シリーズ第2弾を」という話が持ち上がったわけです。『十角館』をあのような形に仕上げてくれた内片監督への信頼はもはや揺るぎないので、ほとんど迷うこともなくOKを出しました。
「本当にやるの?」「次はどれを?」──と、「超特報」では一応とぼけてみせていますが、原作者としては当然ながら、「本当にやる」ことも「どれを」やるのかもすでに承知しています。なので、この場では何ともコメントしづらいのです。いずれタイトルが公表されれば、たぶん原作を知っている方の多くが「なるほど」と頷いてくださるでしょう。
「館」シリーズの作品はそれぞれ、なかなかひと筋縄ではいかないものばかりです。「どれを」映像化するにしても、『十角館』とはまた違った難題がたくさん待ち受けていそうですが、内片監督のことだから今度もきっと見事にクリアしてくれるだろう、と期待しています。
■監督:内片輝のコメント
「館」シリーズ実写映像化第2弾の製作決定をお伝えできること、監督・プロデューサーとしてうれしく思います。
どの「館」シリーズが実写化されるのか?……アレコレお伝えしたいのですが、それはまだ内緒。楽しみにお待ちください。
魅力的な「館」の世界に、再び皆さんをご招待します!
■『十角館の殺人』地上波放送情報
●日本テレビ(関東ローカル)、静岡第一テレビ、広島テレビ、ミヤギテレビ
第1話&第2話:2024年12月30日深1:24~3:32
第3話:2025年1月1日深0:50~1:54
第4話:2025年1月2日深1:44~2:45
第5話:2025年1月3日深1:44~2:48
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