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ニコンと三菱ふそうが共創した革新的な車載カメラシステムをCES2025で展示

望遠レンズと広角レンズを一体化したカメラの技術を確立


[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2206/101290/500_281_202412181926406762a360ec3a8.jpg

CES2025に展示する望遠レンズと広角レンズを一体化したカメラ


株式会社ニコンは、出展予定のCES2025にて、三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下、MFTBC)と共創した、望遠レンズと広角レンズを一体化し、遠方と周辺を確認できる革新的な車載カメラシステムを展示します。

開発の背景
自動車業界における先進運転支援システム(ADAS※)や自動運転技術は日々進化しています。また、ドライバーが標識や歩行者等を視認できないことで発生する重大事故を防止するため、視認性を向上させる手段へのニーズが高まっています。ニコンとMFTBCは、未来のトラックやバスに新たな価値を創出することを目指し、2020年から共創活動を行ってきました。その成果として、望遠レンズと広角レンズを一体化し、遠方と周辺を確認することが可能となる革新的なカメラを活用したシステムを確立しました。
ニコンは、この革新的な技術を車載のみならず、多様な領域に展開すべく、あらゆる可能性を探索していきます。

※ Advanced Driver-Assistance Systems (ADAS): ドライバーの安全や快適な運転のため、自動車自体が周囲の情報を把握し、ドライバーへの警告や自動車制御などを支援する機能の総称

主な特長
1.望遠レンズと広角レンズの一体化を実現
望遠レンズと広角レンズの一体化を実現し、遠方と周辺を同時に撮影することが可能。遠方と周辺の光軸が同一のために視差が生じないことから、車載カメラであればAIが車両周辺の情報を画像認識する際に、遠方で認識した標識や他車をトラッキングしても、対象を見失ったり二重に認識したりする問題を減らすことができます。

2.車体への効果的な配置により、コストや故障率を低減
車載カメラとして活用する場合、望遠レンズと広角レンズを一体化したカメラシステムを効果的に車体に配置することにより、車両に設置するカメラ台数を抑えながら全周囲360度を途切れなく見ることができ、従来の課題であったシステムコストや故障率などの低減が期待できます。

CES2025の展示では、上記主な特長の効果をVR映像でご体験いただけます。
当社は今後、この技術を通じてさまざまな社会課題の解決に向けた可能性を探っていきます。




プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/101290
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