ラグビー、リーグワンの「コベルコ神戸スティーラーズ」が１２日から１４日の日程で、和歌山県上富田町での初めての合宿に訪れた。１２日は、同町朝来の上富田スポーツセンターで歓迎セレモニー、１３日には三重ホンダヒートとの練習試合があった。

　チームの前身は１９２８年発足の神戸製鋼ラグビー部。２０２２年、新リーグ開幕から、チーム名を「コベルコ神戸スティーラーズ」とした。２１日からラグビーリーグワンが開幕するのを前に、選手とスタッフ計約８０人が訪れた。歓迎式では、チームに梅干しや熊野牛などが贈られた。

　奥田誠町長は「トレーニングに励んでいただくとともに、自然に囲まれた環境で身も心もリフレッシュしていただければ幸い。けがのないように頑張ってください」と述べた。

　共同キャプテンの李承信選手（２３）が「短い時間だが、シーズン優勝に向けて良い合宿にできるように頑張っていきたい。応援よろしくお願いします」とあいさつした。