『光る君へ』黒木華、倫子の人生は「大成功」 一方で「一番手に入れたかったものは、手に入らなかった」とも…
大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)で藤原道長(柄本佑)の嫡妻・倫子を演じる黒木華。このほど応じたインタビューで「道長を支え続けた存在だと思います」と自身の役柄についての印象を改めて語りながら、終盤を迎えた本作を振り返った。
【濃厚ラブシーン】吉高由里子に柄本佑が覆いかぶさって…
主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
黒木が演じる倫子は、藤原道長の嫡妻。左大臣家の姫で、宇多天皇のひ孫。おおらかさと強さを併せ持つ女性。道長の出世の道を支え、ともに歩む。紫式部(まひろ)とも交流があり、不思議な関係が築かれていく…という役どころだ。
「道長をずっと愛しているんですよね。だからこそ、他に女性の影があろうとも正妻として、嫡妻としてプライドを持ってそばで支えてきた。母としての仕事をきちんと全うすることに重きを置いて生きてきて、『子どもたちが大きくなったら夫婦二人でゆっくり過ごそう』と思うほどには、やっぱり道長の存在は当たり前にすごく大きいんだと思います」
出世の見込みは薄いと思われていた道長が政治の頂点に上り詰めたのは、倫子との結婚がから契機となったと言っても過言ではない。黒木も「倫子は倫子の人生を全うしていますからね。好きな男を手に入れて権力者にし、子どもをたくさん作り、妻としての役目を果たした。自分の子どもから帝が出て、娘たちも入内させた。もうその時代的には、きっと大成功ですよね」と話す。
ただ一方で、物語が進むにつれ、まひろと道長の“浅からぬ関係”に倫子が感付くシーンもいくつか見られ、現代で言うところの“サレ妻”のような一面も見せており「ただ一番大事なというか、一番手に入れたかったものは手に入らなかった。成功したことと、そうではないものがあるという人生だったと思います」と客観的に総括した。
また、夫婦を演じた柄本への印象を改めて問われると「やっぱりやりやすいですよね。演じることもお上手ですし、空気を作るのがすごく上手い方」と絶賛し「道長として権力者の道を行く怖さや冷酷さがあったり、それに加えてまひろと一緒にいるときの三郎のような童心に帰って、人を一途に思っている表現とか…。いろんないろな佑さんを見られて面白く、すてきだなと思いながら共演していました」と回想した。
源倫子として一年間を走りきり、劇中で“思い出に残ったシーン”を聞かれた黒木は「やっぱり道長が『彰子に子どもができた』と倫子に報告しに来てくれたシーン」を挙げ「二人が夫婦として一つのゴールを成し遂げ、たんだと思いが通じ合ったと感じられて、すごく印象的でしたね」とほほ笑む。しかし「ただ、私より前にまひろに(彰子の懐妊を)報告していたと思うんですけどね…(笑)」と自虐的にこぼし、報道陣の笑いも誘っていた。
【写真】NHK大丈夫?本郷奏多×井上咲楽の”緊縛プレイ”シーン
【濃厚ラブシーン】吉高由里子に柄本佑が覆いかぶさって…
【衝撃ビジュアル】本郷奏多がツルツルに…出家した花山天皇
【悲しい】直秀の亡骸に手を合わせる道長、まひろの表情は…
【写真43枚】吉高由里子、柄本佑、佐々木蔵之介、ロバート秋山らの”扮装”を一挙紹介
【濃厚ラブシーン】吉高由里子に柄本佑が覆いかぶさって…
主人公・紫式部/まひろは、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。「光源氏」の恋愛ストーリーの原動力は秘めた情熱と想像力、そしてひとりの男性への想い。その男性の名は藤原道長。変わりゆく世を自らの才能と努力で生き抜いた女性の愛の物語だ。脚本は大石静氏が務める。
黒木が演じる倫子は、藤原道長の嫡妻。左大臣家の姫で、宇多天皇のひ孫。おおらかさと強さを併せ持つ女性。道長の出世の道を支え、ともに歩む。紫式部(まひろ)とも交流があり、不思議な関係が築かれていく…という役どころだ。
「道長をずっと愛しているんですよね。だからこそ、他に女性の影があろうとも正妻として、嫡妻としてプライドを持ってそばで支えてきた。母としての仕事をきちんと全うすることに重きを置いて生きてきて、『子どもたちが大きくなったら夫婦二人でゆっくり過ごそう』と思うほどには、やっぱり道長の存在は当たり前にすごく大きいんだと思います」
出世の見込みは薄いと思われていた道長が政治の頂点に上り詰めたのは、倫子との結婚がから契機となったと言っても過言ではない。黒木も「倫子は倫子の人生を全うしていますからね。好きな男を手に入れて権力者にし、子どもをたくさん作り、妻としての役目を果たした。自分の子どもから帝が出て、娘たちも入内させた。もうその時代的には、きっと大成功ですよね」と話す。
ただ一方で、物語が進むにつれ、まひろと道長の“浅からぬ関係”に倫子が感付くシーンもいくつか見られ、現代で言うところの“サレ妻”のような一面も見せており「ただ一番大事なというか、一番手に入れたかったものは手に入らなかった。成功したことと、そうではないものがあるという人生だったと思います」と客観的に総括した。
また、夫婦を演じた柄本への印象を改めて問われると「やっぱりやりやすいですよね。演じることもお上手ですし、空気を作るのがすごく上手い方」と絶賛し「道長として権力者の道を行く怖さや冷酷さがあったり、それに加えてまひろと一緒にいるときの三郎のような童心に帰って、人を一途に思っている表現とか…。いろんないろな佑さんを見られて面白く、すてきだなと思いながら共演していました」と回想した。
源倫子として一年間を走りきり、劇中で“思い出に残ったシーン”を聞かれた黒木は「やっぱり道長が『彰子に子どもができた』と倫子に報告しに来てくれたシーン」を挙げ「二人が夫婦として一つのゴールを成し遂げ、たんだと思いが通じ合ったと感じられて、すごく印象的でしたね」とほほ笑む。しかし「ただ、私より前にまひろに(彰子の懐妊を)報告していたと思うんですけどね…(笑)」と自虐的にこぼし、報道陣の笑いも誘っていた。
【写真】NHK大丈夫?本郷奏多×井上咲楽の”緊縛プレイ”シーン
【濃厚ラブシーン】吉高由里子に柄本佑が覆いかぶさって…
【衝撃ビジュアル】本郷奏多がツルツルに…出家した花山天皇
【悲しい】直秀の亡骸に手を合わせる道長、まひろの表情は…
【写真43枚】吉高由里子、柄本佑、佐々木蔵之介、ロバート秋山らの”扮装”を一挙紹介