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全長169.9キロ“日本一長い路線バス”に密着ドキュメンタリー「追加取材含めて2日だけ」で見事に受賞

ドキュメンタリー7『人と街を繋ぐ 日本一長い路線バス』より(C)テレビ大阪
ドキュメンタリー7『人と街を繋ぐ 日本一長い路線バス』より(C)テレビ大阪
 テレビ大阪「ドキュメンタリー7」枠で10月26日に放送された『人と街を繋ぐ 日本一長い路線バス』が、このほど発表された「第12回ATP上方番組大賞」優秀新人賞を受賞した。

【場面カット】全長169.9キロの日本一長い路線バス 運転手の間野泰博さん

 「ドキュメンタリー7」は、「目立たずとも私たちの生活に多大な貢献をしている人たち」「社会的に弱い立場の人に寄り添い、一緒に歩む人たち」など、日頃のニュース取材の中で見つけたそんな人々にスポットライトをあてるドキュメンタリー番組。

 『人と街を繋ぐ 日本一長い路線バス』は、奈良県橿原市から和歌山県新宮市まで、紀伊山地を縦断する日本一長い路線バス「八木新宮特急バス」に密着。観光客の増加と地元住民の減少という現実に向き合いながら、地域の足として走り続ける。全長169.9キロを6時間半かけて走り抜ける姿や、24年運転を続ける間野泰博さん、乗客たちを見つめた。

 受賞したのは、企画・演出を務めた大倉彬義氏(制作会社・ダイメディア所属)。テレビ大阪の報道に携わり5年目で、関西の優れた番組制作者に贈られる「ATP上方番組大賞」で表彰された。

■大倉彬義氏 コメント
今回第12回ATP上方番組大賞の新人賞を受賞させていただいた「日本一長い路線バス」の取材日数は追加取材含めて2日だけで、長尺のドキュメンタリーにするのが想像よりも大変でした。放送にこぎつけたのは、限られた時間の中で協力いただいた、ドライバー含め、撮影クルーの方々のおかげです。テレビ大阪の報道での仕事も今年で5年目ですが、まだまだ目の前のことで精一杯です。初心を忘れずこれからも精進したいと思います。

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