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障害者福祉に関心深めて/県振興局や各団体/田辺・西牟婁で啓発

啓発品を手渡し障害者について関心や理解を深めてもらうよう呼びかける関係者ら(3日、田辺市稲成町で)
啓発品を手渡し障害者について関心や理解を深めてもらうよう呼びかける関係者ら(3日、田辺市稲成町で)
 障害者週間(3~9日)に合わせ、県西牟婁振興局や各障害者団体などは3日、田辺市稲成町の産直市場よってっていなり本館前で街頭啓発をした。買い物客らに、障害者福祉について関心や理解を深めてもらうよう呼びかけた。

 西牟婁振興局や田辺市の職員、田辺市身体障害者連盟の会員らが参加。田辺・西牟婁の障害者福祉サービス事業所で作られたメモ帳や匂い袋といった製品のほか、車いす用駐車区画の適正利用やサポートを呼びかけるチラシなどの啓発品を、約1時間かけて買い物客ら約150人に手渡した。

 同週間は、障害者が社会や経済、文化などあらゆる分野の活動に積極的に参加する意欲を高めてもらうのも目的で、今回の街頭啓発にも障害者が参加している。田辺市身体障害者連盟の岩本守副会長(80)は「障害者であってもいろいろな場に出ていろいろな人と対話することが重要。自分のためになるし、障害者をもっと知ってもらえるきっかけになる」と話した。

 3日には他に田辺市内の2カ所で同様の啓発活動をした。4日には白浜、上富田、すさみ各町のスーパーマーケットでも予定している。

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