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朝ドラ『ばけばけ』夫役に1767人から選ばれた英国俳優トミー・バストウ 日本の印象は…「ゴミ箱がない」

連続テレビ小説『ばけばけ』ヒロインの夫・ヘブン役を演じるトミー・バストウ (C)ORICON NewS inc.
連続テレビ小説『ばけばけ』ヒロインの夫・ヘブン役を演じるトミー・バストウ (C)ORICON NewS inc.
 NHK大阪放送局は27日、来秋放送スタートのNHK連続テレビ小説『ばけばけ』で、ヒロイン・松野トキ(高石あかり ※高=はしごだか)の夫となるヘブン役を、イギリス出身俳優トミー・バストウ(33)が演じると発表した。同日に公開会見が開かれ、高石とトミーが“夫婦2ショット”を初披露した。

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 ヘブン役のオーディションは、国内246人、海外から1521人(アメリカ1352人、イギリス149人、オーストラリア・ニュージーランド20人)の計1767人が参加。トミーは、1991年8月26日生まれのイギリス出身俳優。2024年エミー賞受賞ドラマ『SHOGUN 将軍』でマルティン・アルヴィト司祭役を演じた。ミュージシャンとしても活動する。

 黒澤明の映画などに魅了され、日本語を10年ほど勉強してきたという。自分で選んだという和装が似合い、流ちょうに「最近勉強した言葉は“臨機応変”」と語った。役柄について「日本が大好き、冒険も好き。繊細なところもあります」とにっこり。日本の印象として「他の人をケアしてあげます。みんな親切」と明かし、「ゴミ箱がない。だけど、みんなが自分の家に持って帰る」と笑顔で語っていた。

 『ばけばけ』は、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲/1850-1904)の妻セツをモデルに描く。島根で生まれ育ったヒロイン・トキが、つまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪しい話好き”という共通点から次第に心を通わせていく。大胆に再構成したフィクションとなり、脚本はふじきみつ彦氏が書き下ろす。ヘブンはハーンをモデルにしたキャラクターとなる。

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