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印南SAがリニューアル

より利用しやすくなった印南SA下り線の休憩施設(和歌山県印南町西ノ地で)
より利用しやすくなった印南SA下り線の休憩施設(和歌山県印南町西ノ地で)
 日高観光物産センターは、和歌山県印南町西ノ地にある阪和自動車道印南サービスエリア下り線にある休憩施設の改修工事を完了し、リニューアルオープンさせた。より利用しやすい施設へと生まれ変わった。

 田辺方面へ向かう最後の休憩施設。2010年4月にオープンした。施設には一般道から行くこともできる。

 これまで地元農家らが持ち寄る野菜や花きは屋外で販売していた。日光が直接当たり鮮度が落ちやすいなどの課題を解消するため、野菜の販売場所を室内に変更し、専用のワゴンに商品を並べられるよう工夫した。

 近年は猛暑の影響で、夏季に冷房をかけても施設内が冷えきらなかったという。同施設は大型のクーラーを稼働できるよう電気系統の工事をした。多くの電力を店舗内に送り込める「高圧電力」を利用できるようになった。

 外観も一新。外壁を塗り替えて木の格子を取り付けたことで、全体的に落ち着いた雰囲気に変わった。イベントがある日はトイレ前のスペースで開くことが多かったが、施設右側の開けた場所を活用できるようにした。

 ほかにも店内の壁紙を貼り替えたり、塗装を塗り直したりした。施設の裏には職員が休憩に使える部屋を新設した。また、新たに業者が納品する際に利用する経路を整備した。

 寺前強巳支配人は「より魅力的な施設になった。トイレ休憩の際は、店内にも立ち寄ってほしい」と話している。

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