キヌサヤ出荷始まる 生育遅れるも品質良好、JA紀州
和歌山県のJA紀州の豆部会(清水章広部会長)は、キヌサヤエンドウの出荷を始めた。主に中京方面に出荷しており、4月下旬まで続く。
豆部会では320軒の農家が計23ヘクタールの園地でキヌサヤエンドウを育てている。
今年は暑さの影響で生育が10日ほど遅れ、花が実にならない株もあった。部会が選別を徹底し、品質の維持に努めたことで、今年も状態の良いキヌサヤエンドウを出荷できるという。
管内で栽培されたキヌサヤエンドウは、全て印南町島田の切目野菜集出荷場に集まる。そこでは生産者が選別したものを計量し、目視で房に擦れなどがないか確認する。その後、サイズごとに四つの等級に分けられ、センサーで異物混入がないか確認してから箱詰めされる。中京方面を中心に関東、関西に出荷している。
近年はさやが大きくシャキシャキ食感が特徴の「紀州さや美人」を生産する農家が増えており、管内で栽培されているキヌサヤエンドウの7割を占めている。彩りも良く、年末年始やひな祭りの時期には市場の引き合いが強くなる。
JA紀州販売担当者は「今年は高温もあり、生産者は苦労を強いられたと思う。需要期だけでなく、シーズンを通して高価格で取り引きされるよう努めたい」と話した。
豆部会では320軒の農家が計23ヘクタールの園地でキヌサヤエンドウを育てている。
今年は暑さの影響で生育が10日ほど遅れ、花が実にならない株もあった。部会が選別を徹底し、品質の維持に努めたことで、今年も状態の良いキヌサヤエンドウを出荷できるという。
管内で栽培されたキヌサヤエンドウは、全て印南町島田の切目野菜集出荷場に集まる。そこでは生産者が選別したものを計量し、目視で房に擦れなどがないか確認する。その後、サイズごとに四つの等級に分けられ、センサーで異物混入がないか確認してから箱詰めされる。中京方面を中心に関東、関西に出荷している。
近年はさやが大きくシャキシャキ食感が特徴の「紀州さや美人」を生産する農家が増えており、管内で栽培されているキヌサヤエンドウの7割を占めている。彩りも良く、年末年始やひな祭りの時期には市場の引き合いが強くなる。
JA紀州販売担当者は「今年は高温もあり、生産者は苦労を強いられたと思う。需要期だけでなく、シーズンを通して高価格で取り引きされるよう努めたい」と話した。