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【ドラフト2024】巨人、“ドラフトの裏側”公開 花咲徳栄高・石塚獲得の裏に担当スカウトの“正夢”

読売ジャイアンツ・阿部慎之助監督(2019年撮影) (C)ORICON NewS inc.
読売ジャイアンツ・阿部慎之助監督(2019年撮影) (C)ORICON NewS inc.
 読売ジャイアンツは24日、公式YouTubeチャンネルを更新し、同日行われた『2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』の舞台裏を公開した。

【動画】スカウトたちの興奮が伝わってくる…巨人、“ドラフトの裏側”を公開

 動画は、ドラフト会議の控室から、スタッフ、関係者に拍手で送られる阿部慎之助監督の姿からスタート。1位指名で関西大・金丸夢斗投手を抽選で外し、花咲徳栄高の石塚裕惺内野手を指名すると、今度は埼玉西武ライオンズと競合。その様子に、石塚の担当である大場豊千スカウトも緊張の面持ち。そして、抽選で阿部監督が当たりを引き当てると、スカウト陣は全員で立ち上がって拍手し、大場スカウトは握手をしてまわった。

 大場スカウトはその後すぐに花咲徳栄高サイドへ電話し「1巡目で指名させていただきました」とあいさつ。阿部監督は、石塚について「ドラフト1位で交渉権をいただいたので、うちに来てくれることになったら、将来はジャイアンツを背負う選手になってほしい」と願望を明かした。また「プロの世界は厳しいから、まずは環境に慣れることと、ガツガツやってくれということは言おうと思ってます」とメッセージを送った。

 大場スカウトは、ドラフト前最後に日曜日(20日)に花咲徳栄高に向かい、練習試合と石塚の姿を見にいったという。その夜「石塚君獲得、その次に(3位で指名した)荒巻君(上武大=大場スカウト担当)獲得という夢を見て、朝起きたときゾワッとしたんです。それが今日本当に正夢になったので」と驚いたことを報告。「帰り事故るんじゃないかと思って、気を付けて帰りたいと思います」と話した。

 動画は最後に、阿部監督が「いい高校生が獲れたので。将来はジャイアンツを背負ってもらう選手だと思ってますので、大事に厳しく育てていただこうかと思ってますので。もちろん、そのあともいい選手獲れたと思ってますんで、本当に皆さんに見ていただいて感謝しています。1年間お疲れ様でした」とスカウト陣をねぎらった。

 なお阿部監督が引き当てた「当たりくじ」には、阿部監督のサインと「待ってます」「新風」と書かれており、石塚に渡すものと思われる。



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提供:oricon news
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