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ミニチュアホース誕生 アドベンチャーワールド

約17年ぶりに誕生したミニチュアホースの赤ちゃん(手前)=アドベンチャーワールド提供
約17年ぶりに誕生したミニチュアホースの赤ちゃん(手前)=アドベンチャーワールド提供
 和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは10日、体が小さい馬「ミニチュアホース」の赤ちゃんの公開を始めた。施設での同種の赤ちゃん誕生は2003年5月以来。母親(11歳)と一緒に過ごす様子が午前10時~11時、施設内の「ホースキャンプ」で見られる。

 赤ちゃんは雌で、5日に生まれた。出生時の体高(立った時の前足の先から肩までの高さ)は53センチで、体重は13キロ。母親は昨年7月に施設に来た時点で妊娠していた。

 赤ちゃんは誕生後まもなく自力で立ち上がり、よく母乳を飲んでいる。ホースキャンプでは、母親の食事をまねて干し草を食べるようなしぐさも見せている。

 施設によると、施設で暮らすミニチュアホースは今回の赤ちゃんを含め8頭になる。ほかに乗用馬11頭やポニー5頭などもいる。

 馬の仲間は体高によって呼び方が変わる。

■トラ、横浜へ引っ越し

 施設で暮らす雌のスマトラトラ(6歳)が15日、繁殖を目指して横浜市の「よこはま動物園ズーラシア」へ引っ越す。
 このトラは、2014年から暮らしていたが、パートナーが不在だった。このため、希少動物を絶やさないために動物園や水族館が動物を貸し借りする「ブリーディングローン」制度で引っ越すことにしたという。
 15日以降、施設で暮らすトラは、アムールトラ2頭(雌雄1頭ずつ)とホワイトタイガー(同)の計4頭になる。

■3月から入園料引き上げ

 アドベンチャーワールドは、3月から入園料を引き上げる。一般は1日入園券が一律300円上がる。
 施設は「ソフト面、ハード面ともに充実させて価値を高めていきたい」と狙いを説明している。改定は2017年6月以来になる。
 改定後の料金は、税込みで18歳以上4800円▽65歳以上4300円▽中学・高校生3800円▽幼児・小学生2800円。
 年間パスポートや団体料金もそれぞれ値上げする。学校行事としての団体料金の引き上げは4月から。
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