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画業50周年のえびはら武司氏、自伝的作品の舞台に励まされ「ハッピーな舞台だった」 舞台『まいっちんぐマンガ道』シリーズ完結

自伝的作品の舞台に励まされたことを明かしたえびはら武司氏 (C)ORICON NewS inc.
自伝的作品の舞台に励まされたことを明かしたえびはら武司氏 (C)ORICON NewS inc.
 漫画家のえびはら武司氏が9日、新宿御苑のサンモールスタジオで行われた舞台『まいっちんぐマンガ道~明日への扉』公開リハーサル後の囲み取材に応じた。自身へのメッセージも込められた今作について「良い脚本だった」と語った。

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 本作は、藤子不二雄氏の弟子として、さらにアニメ化や映画化もした『まいっちんぐマチコ先生』で知られるえびはら氏の自伝的作品『まいっちんぐマンガ道』の舞台化の第4話であり、シリーズ完結編。これまで、藤子不二雄スタジオ入所から漫画家の決意を固める第1話(2020年7月)、スタジオでの日々を描いた青春物語の第2話(2021年2月)、『ドラえもん』のヒットと主人公がスタジオを飛び立つまでの第3話(2021年9月)を経て、今作ではえびはらの漫画家人生の総決算として、師である藤子不二雄、そしてマンガ道への感謝を込めた物語になっている。

 本作では画業50周年を迎えた作者へのメッセージも込められていた。それについて、えびはら氏は「漫画をやめよう、やめようと言ってたけど、こういう形で止められるとは思わなかったんで。やめるやめると言い過ぎて、やめるなというメッセージになったんだと思う」としみじみ。脚本・演出を務めた鳳恵弥が「藤子先生への感謝を伝える舞台を作ってほしいと頼まれたんですけど、出来たらみんなが励まし合う舞台になってしまいました」と明かした。えびはら氏も「良い脚本だった。楽しいハッピーな舞台になった」と満足げな笑みを浮かべた。

 今後の活動について聞かれると「今度は『まいっちんぐマチコ先生』の舞台をやりたい」と希望。「きちんとした舞台もいいんですけど、大笑いする舞台をやりたい。映画もやりたい」と意欲を見せた。漫画も「依頼があれば描きますよ」と語っていた。

 この日は、亀吉、横山一敏、古川九一、ましろ悠、渋木美沙、久保沙由季、西雲アキラも参加した。

 舞台はきょう9日から13日まで同所で開かれている。

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提供:oricon news
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