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ナマケモノ赤ちゃん公開、白浜アドベンチャーワールド、和歌山

寝ているフタユビナマケモノの赤ちゃん(19日、和歌山県白浜町で)
寝ているフタユビナマケモノの赤ちゃん(19日、和歌山県白浜町で)
 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で19日、園内で8月28日に誕生したフタユビナマケモノの赤ちゃんの一般公開が始まった。

 同園は2017年からナマケモノを飼育しているが、赤ちゃんが生まれたのは初めて。17日現在の体長は27センチ、体重は766グラム。性別は不明。初めて赤ちゃんを出産した母親(5歳)は、授乳行動が確認されていたが、体調を崩して翌日に死んだ。

 赤ちゃんは人工保育に切り替え、現在はスタッフが人工ミルク(ヤギ用)を1日5回、すりつぶしたソラマメを離乳食として1日1回与えている。食事時間以外はほとんど寝ているという。

 公開場所は同園ビッグオーシャン1階ワイルドアニマルメディカルセンター。公開時間は午前10時~午後2時。赤ちゃんの健康管理のため、公開時間の変更や休止する場合がある。公開の期間は未定。

 飼育スタッフの中東有沙さんは「母親代わりで必死に育てている。たいぶふっくらして、力強くなってきた」と話した。

 同園では、今回誕生した赤ちゃんを含めナマケモノを3匹(雄2匹、不明1匹)飼育している。

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