土俵の上で真剣勝負 5年ぶりに子ども相撲、和歌山県みなべ町の光明寺
和歌山県みなべ町晩稲、光明寺(和田教学住職)で24日、伝統の地蔵供養子ども相撲大会があった。コロナ禍の影響で2019年以来、5年ぶり。子どもたちが土俵上で泣いたり笑ったり、また真剣な表情で一生懸命相撲を取る姿に、周囲から声援が飛んだ。
地元の角力(すもう)保存協会が主催。江戸時代に、田辺藩主から光明寺に地蔵菩薩像が与えられたことを記念して始まったとされる。以前は青年団や高校生らが参加していたが、出場者が少なくなり、子どもの相撲大会として存続してきた。
この日は、幼児から小学生まで48人が参加。まわしの代わりに赤と白の帯を腰に巻き、本堂前に設けられた土俵に上がった。最初に年齢や学年別、男女別の取組をし、続いて勝ち抜き戦をした。
幼児の部では、ルールも状況も分からない様子で、保護者に抱きかかえられて土俵に上がる子どもたちの姿も。また小学生を対象に、大関、関脇、小結、前頭の各部門を設けて「お幣」を争奪する取組もあった。
角力保存協会の小川豪代表(45)は「5年ぶりの開催だが、50人近い子どもたちが参加してくれて良かった。伝統ある相撲なので、今後も続けていきたい」と話した。
地元の角力(すもう)保存協会が主催。江戸時代に、田辺藩主から光明寺に地蔵菩薩像が与えられたことを記念して始まったとされる。以前は青年団や高校生らが参加していたが、出場者が少なくなり、子どもの相撲大会として存続してきた。
この日は、幼児から小学生まで48人が参加。まわしの代わりに赤と白の帯を腰に巻き、本堂前に設けられた土俵に上がった。最初に年齢や学年別、男女別の取組をし、続いて勝ち抜き戦をした。
幼児の部では、ルールも状況も分からない様子で、保護者に抱きかかえられて土俵に上がる子どもたちの姿も。また小学生を対象に、大関、関脇、小結、前頭の各部門を設けて「お幣」を争奪する取組もあった。
角力保存協会の小川豪代表(45)は「5年ぶりの開催だが、50人近い子どもたちが参加してくれて良かった。伝統ある相撲なので、今後も続けていきたい」と話した。