防災拠点、22年の完成目指す みなべ町小山田地区に整備
和歌山県みなべ町は、南道と東吉田にまたがる小山田地区で防災拠点の整備工事を進めている。防災拠点内には、低地にある幼稚園や保育所三つを統合した民設民営の認定こども園の開園計画もあり、拠点全体の完成について町総務課の担当者は、こども園が開園する2022年4月を目指すとしている。
防災拠点は南海トラフ巨大地震で津波浸水が想定されている東吉田や南道、芝地区の住民約900人の避難を対象としているが、3千人まで避難できる想定という。
避難場所となる防災広場(海抜16メートル、約3千平方メートル)や園庭・駐車場(海抜22メートル、約5千平方メートル)、福祉避難所にもなる認定こども園(海抜22メートル、約5千平方メートル)、備蓄倉庫と消防車庫がある備蓄広場(海抜22メートル、約2千平方メートル)を整備する。それらを合わせた面積は約1万5千平方メートル。総事業費はこども園を除き、進入路を含めて約15億円。
防災広場や園庭・駐車場の部分は、小山田池を埋め立て、いまは海抜16メートルにしているが、園庭・駐車場は現場の切り土を盛り土して海抜22メートルにする。こども園の場所は切り土になる。防災広場や園庭・駐車場にはマンホールトイレも設ける。
現在は切り土工事のほか、進入路の整備をしている。防災拠点に至る町道は幅約2・3メートルと狭いため、小山田中線と小山田大塚線、大塚中線の計約800メートルを拡幅する改良工事をしている。
西側の芝東吉田線との交差点から県道中芳養南部線までの間の小山田大塚線と大塚中線は道幅5メートルに、県道から防災拠点までの小山田中線は歩道付きの9・25メートルに広げる。小山田大塚線と大塚中線は来年6月までの完成を目指しているという。
こども園は私立の愛之園保育園(埴田)、町立の南部幼稚園(芝)と南部保育所(東吉田)の3園を統合した「幼保連携型認定こども園」。町は民設民営として「社会福祉法人イエス団 愛之園保育園」に建築や運営を任せたい考えという。
町の構想では、鉄骨平屋で定員は160人。21年秋に完成し、募集開始の予定という。近くには育児相談や育児講座、つどいの広場をする子育て支援センターも設ける計画。
防災拠点は南海トラフ巨大地震で津波浸水が想定されている東吉田や南道、芝地区の住民約900人の避難を対象としているが、3千人まで避難できる想定という。
避難場所となる防災広場(海抜16メートル、約3千平方メートル)や園庭・駐車場(海抜22メートル、約5千平方メートル)、福祉避難所にもなる認定こども園(海抜22メートル、約5千平方メートル)、備蓄倉庫と消防車庫がある備蓄広場(海抜22メートル、約2千平方メートル)を整備する。それらを合わせた面積は約1万5千平方メートル。総事業費はこども園を除き、進入路を含めて約15億円。
防災広場や園庭・駐車場の部分は、小山田池を埋め立て、いまは海抜16メートルにしているが、園庭・駐車場は現場の切り土を盛り土して海抜22メートルにする。こども園の場所は切り土になる。防災広場や園庭・駐車場にはマンホールトイレも設ける。
現在は切り土工事のほか、進入路の整備をしている。防災拠点に至る町道は幅約2・3メートルと狭いため、小山田中線と小山田大塚線、大塚中線の計約800メートルを拡幅する改良工事をしている。
西側の芝東吉田線との交差点から県道中芳養南部線までの間の小山田大塚線と大塚中線は道幅5メートルに、県道から防災拠点までの小山田中線は歩道付きの9・25メートルに広げる。小山田大塚線と大塚中線は来年6月までの完成を目指しているという。
こども園は私立の愛之園保育園(埴田)、町立の南部幼稚園(芝)と南部保育所(東吉田)の3園を統合した「幼保連携型認定こども園」。町は民設民営として「社会福祉法人イエス団 愛之園保育園」に建築や運営を任せたい考えという。
町の構想では、鉄骨平屋で定員は160人。21年秋に完成し、募集開始の予定という。近くには育児相談や育児講座、つどいの広場をする子育て支援センターも設ける計画。