和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

太陽光、蓄電池導入に県補助

 和歌山県は再生可能エネルギー導入による脱炭素化推進などを目的に、太陽光発電設備や蓄電池などを導入する家庭や事業者に、経費の一部を補助する。

 太陽光発電設備は、個人向けには出力1kW当たり7万円、事業者向けには1kW当たり5万円を補助する。いずれも蓄電池との同時設置が条件で、蓄電池は対象経費の3分の1を補助する。個人向けは120件程度、事業者向けは3件程度の補助を想定している。

 このほかにも個人向けには、ガスから電気と湯を同時につくる「エネファーム」(家庭用燃料電池)、事業者向けには高効率空調機器、高効率給湯機器、高効率照明機器について、導入経費の半分を補助する。

 いずれも補助金額に上限がある。すでに事業を実施している和歌山市と那智勝浦町内に設置する場合は申請できないなど、要件がある。詳細は県ホームページに掲載している。

 募集期間は8月1日午前10時から来年1月31日午後5時まで。先着順で受け付け、予算に達し次第、終了する。財源は全額、環境省の事業を活用する。

 問い合わせは県脱炭素政策課(073・441・2674)へ。

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