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表現豊かな力作集まる ふるさと絵画展、特選に87点

子どもたちの作品を並べ、入賞作品を選ぶ審査員(和歌山県田辺市秋津町で)
子どもたちの作品を並べ、入賞作品を選ぶ審査員(和歌山県田辺市秋津町で)
 第28回子どもふるさと絵画展(天神崎の自然を大切にする会、紀伊民報主催)の審査が21日、和歌山県田辺市秋津町の紀伊民報本社であった。応募があった園児と小中学生の作品952点(うちポスター65点)から、絵画の部で特選87点、準特選164点、ポスターの部で国立公園賞7点を決めた。

 絵画展は、絵を描くことを通し、子どもたちにふるさとの自然や文化を大切にする心を育んでほしいと開いている。近年、応募数は増加傾向にあり、本年度は昨年度の935点を上回り、過去最多となった。生き物、人物、地域の寺社などを題材に力作が集まった。

 審査は田辺・西牟婁美育研究会の元教員らが務めた。審査後の講評会では「題材が似ていても、いろいろな表現で描かれていた」「印象に残るような、きれいな色合いの作品が多かった」などの意見が出た。「身近な建物や風景を描くことで地域の良さを見つける機会になっているのではないか」との声もあった。



 応募作品は1月25、26日、田辺市新屋敷町の紀南文化会館1階で展示する。特選と準特選、国立公園賞の受賞者は近く、紙面で掲載する。

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