【動画】マダライルカが1歳に 飼育環境下では国内初、和歌山県太地町くじらの博物館
和歌山県太地町立くじらの博物館は25日、昨年7月に生まれた雌のマダライルカ「マナ」の誕生日会を開いた。飼育環境下で生まれた個体が1歳を迎えたケースは国内初といい、博物館は「これからもマナの健康と成長を温かく見守っていきたい」と話している。
マナは昨年7月25日、母親の「ラナ」が園内自然プールの繁殖用いけすで出産。生まれた時は体長約85センチ、推定体重8キロだった。その後、感染症で体調を崩してしまったこともあったが、懸命な治療と強い生命力で回復。6月25日現在、体長144センチ、体重38・5キロと大きく成長した。
海洋水族館マリナリュウムであった誕生日会では、飼育員がマナの好物というニシンの切り身やシシャモをやった後、ウキをつなげた手作りのおもちゃもプレゼント。マナは口でつつくなどして興味津々な様子だった。
誕生から見守ってきた担当飼育員の平松春香さん(28)は「体調を崩してしまった時は不安に思う瞬間もたくさんあったが、私たち飼育員と一緒に乗り越え、特別な思いがある1歳の誕生日になった。これからも元気に育ってほしい」と話していた。
博物館では8月末まで、企画展「マナ1歳までの道のり」を開催。マナの限定写真データをプレゼントするクイズラリーもある。
問い合わせは、くじらの博物館(0735・59・2400)へ。
マナは昨年7月25日、母親の「ラナ」が園内自然プールの繁殖用いけすで出産。生まれた時は体長約85センチ、推定体重8キロだった。その後、感染症で体調を崩してしまったこともあったが、懸命な治療と強い生命力で回復。6月25日現在、体長144センチ、体重38・5キロと大きく成長した。
海洋水族館マリナリュウムであった誕生日会では、飼育員がマナの好物というニシンの切り身やシシャモをやった後、ウキをつなげた手作りのおもちゃもプレゼント。マナは口でつつくなどして興味津々な様子だった。
誕生から見守ってきた担当飼育員の平松春香さん(28)は「体調を崩してしまった時は不安に思う瞬間もたくさんあったが、私たち飼育員と一緒に乗り越え、特別な思いがある1歳の誕生日になった。これからも元気に育ってほしい」と話していた。
博物館では8月末まで、企画展「マナ1歳までの道のり」を開催。マナの限定写真データをプレゼントするクイズラリーもある。
問い合わせは、くじらの博物館(0735・59・2400)へ。