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村上氏が出馬表明 立憲民主が擁立へ、次期衆院和歌山1区

村上賀厚氏
村上賀厚氏
 立憲民主党県連は14日、和歌山市のホテルで県連大会を開き、次期衆院選新1区に、マネジメントコンサルティング会社社長の村上賀厚氏(65)=東京都=を擁立することを決めた。

 村上氏は大阪市出身で、米・イェール大学経営大学院修了。フォード自動車日本法人の人事企画課長、ロイタージャパンの人事本部長、グロービス経営大学院の客員准教授などを務めた。

 村上氏は記者会見で「外資系企業で人事の責任者をしていたので、ビジネス界に助言できるのではないか。和歌山や日本に超一流の人が住みたいと思えるようにしたい」と話した。さらに「日本をまっとうな国にしていく。格差や将来不安を是正し、政治への信頼を取り戻す。人に投資をし、自由に頑張れる社会をつくりたい」とも述べた。

 村上氏は過去、大阪と兵庫から計3回衆院選に立候補し、いずれも落選している。近く、和歌山市への転居を予定しているという。

 会見に同席した泉健太代表は「党としては全県で衆院議席を獲得したい。そうでなければ政権交代など起きない。和歌山1区で擁立できるのは大きな前進であり、引き続き2区も検討を進めていきたい」と述べた。

 新1区にはこれまで、参政党の林元将崇氏(26)、共産党の井本有一氏(58)が立候補を表明。旧1区の現職、日本維新の会の林佑美氏(43)も出馬するとみられる。
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