7人組グループ・Travis Japanの七五三掛龍也と吉澤閑也が2日、東京・国際フォーラムで上演されるPARCO＆CUBE produce 2024 ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』初日前会見に参加した。七五三掛は「普段から（吉澤とは）グループで“しめしず”と呼ばれているんですけど、普段とは違った“しめしず”になっていくのかな。新たな“しめしず”が見れると思います」と自信をみせた。

【写真】お見事！ハット技を披露する七五三掛龍也

　2002年に初演を迎えた後藤ひろひと氏の同名舞台をミュージカルとして9年ぶりに上演。、2002年、2005年、2015年と上演を重ね、新たなミュージカルとして9年ぶりに上演される。心の醜さと身体の美しさが逆転し、心は美しく見た目が醜くなった「カビ人間」役を七五三掛。そして、カビ人間のいる物語の世界に迷い込む「聡」役を吉澤が演じる。

　初日を前に緊張気味の吉澤は「聡は閑也に近い。“ほぼ閑也”だとみなさんにイジられたり、和やかな雰囲気で稽古（けいこ）をさせてもらってる。29歳でお芝居をちゃんと打ち込むのが初めてなのですごく緊張しているのですがちゃんと聡になりきれるように…」と背筋を正した。

　すると隣の七五三掛がすかさず「まだ28歳じゃない？」とポツリ。吉澤が「29歳に来月なります」と訂正すると、七五三掛から「まだじゃん」と周囲のキャストとともに一斉にツッコミを入れられた吉澤は「ツッコミがすごい！（笑）良い29歳を迎えられるように頑張ります」とタジタジになりつつ、意気込んだ。

　カビ人間と恋をするおさえ役の伊原六花は「七五三掛さんはすごく品があって、七五三掛さんって感じの方かと思ったんですけど意外と“七五三掛！”って感じで男らしい」といい、「物怖じしない、自分のペースがある。稽古で出落ちしても『これが正解です』みたいな…」と例をあげると「自分では天然だとは思ってない」とする七五三掛に、吉澤は「天然だよ」と呆れ顔で指摘。

　また、初ミュージカルとなった吉澤だが稽古場での七五三掛の様子について「こっちがしゃべりかけても、集中してすぎて返答がないんです」と困り顔。「猫をかぶってるというか“外行きの顔”で稽古してるなって、それを崩したいなと」とその結果「崩れました」と満足げな吉澤だったが、七五三掛は「崩れたんだ？」とピンときていないようだった。

　このほか、加藤梨里香、入野自由、コング桑田、小松利昌、竹内將人、松尾貴史、中村梅雀が登壇した。

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