【動画】観光特急「銀河」4年目の発進 9月まで京都―和歌山・新宮
JR西日本の観光特急列車「WEST EXPRESS(ウエスト エクスプレス)銀河」による和歌山県紀南コース(京都―新宮駅間)の運行が始まり、新宮駅で3日、昼行便の出発式があった。4年目の今年は、7日に迎える世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録20周年に合わせて7~9月に運行。乗客へのおもてなしに力を入れ、節目の年を盛り上げる。
銀河は京都駅発が夜行で、新宮駅発が昼行。個室やフリースペースなどを備えた6両編成で、熊野曼荼羅(まんだら)絵解きや車内販売など、さまざまなおもてなしがある。
新宮駅で開かれた出発式には、地元自治体などでつくる銀河受入協議会の会長を務める新宮市の田岡実千年市長やJR西日本和歌山支社の富澤五月支社長ら関係者が参加。出発の合図をした後、市内の丹鶴幼稚園と蓬莱保育所の子どもたちと一緒に手旗を振って銀河を見送った。
田岡市長は「4年連続して紀南地方を運行していただき、本当にありがたい。特に今年は世界遺産登録20周年でいろんなイベントをしている。各自治体でもおもてなしをバージョンアップし、満足してもらえるよう頑張る」。富澤支社長は「世界遺産登録20周年で皆さんと連携し、この銀河で盛り上げながら、多くの方に足を運んでいただけるよう魅力の発信を続けたい」と意気込んだ。
和歌山支社によると、初便にはほぼ満席の約80人が乗車した。何度も銀河に乗車しているという京都府宇治市の会社員、中辻黎音さん(27)は「紀南コースは景色が一番の見どころで、各駅でおもてなしが多いので地域とつながれるのも魅力。梅雨の時季だが、今日は天気が良いので楽しみ」と笑顔で銀河に乗り込んだ。
銀河は京都駅発が夜行で、新宮駅発が昼行。個室やフリースペースなどを備えた6両編成で、熊野曼荼羅(まんだら)絵解きや車内販売など、さまざまなおもてなしがある。
新宮駅で開かれた出発式には、地元自治体などでつくる銀河受入協議会の会長を務める新宮市の田岡実千年市長やJR西日本和歌山支社の富澤五月支社長ら関係者が参加。出発の合図をした後、市内の丹鶴幼稚園と蓬莱保育所の子どもたちと一緒に手旗を振って銀河を見送った。
田岡市長は「4年連続して紀南地方を運行していただき、本当にありがたい。特に今年は世界遺産登録20周年でいろんなイベントをしている。各自治体でもおもてなしをバージョンアップし、満足してもらえるよう頑張る」。富澤支社長は「世界遺産登録20周年で皆さんと連携し、この銀河で盛り上げながら、多くの方に足を運んでいただけるよう魅力の発信を続けたい」と意気込んだ。
和歌山支社によると、初便にはほぼ満席の約80人が乗車した。何度も銀河に乗車しているという京都府宇治市の会社員、中辻黎音さん(27)は「紀南コースは景色が一番の見どころで、各駅でおもてなしが多いので地域とつながれるのも魅力。梅雨の時季だが、今日は天気が良いので楽しみ」と笑顔で銀河に乗り込んだ。