和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

すさみ町の防災訓練を紹介

 兵庫県姫路市で16~21日に開催される「防災グローバルフォーラム2024」(世界銀行主催)で、南海トラフ巨大地震による津波に備え、和歌山県すさみ町で実施された「デジタル避難訓練」が紹介される。

 同フォーラムは、自然災害の危険性への理解と低減を世界各国で推進するために開かれている国際会議。100を超える国や地域の政府関係者や地方自治体の防災担当者、企業、研究機関など千人以上が参加する予定。

 デジタル避難訓練は、町やIT企業ウフル(東京都)などでつくる共同事業体「すさみスマートシティ推進コンソーシアム」が昨年11、12月に実施した。衛星利用測位システム(GPS)を使い、住民の避難経路や避難にかかる時間を計測して、実際に津波から逃げ切れていたかを検証した。

 同市のアクリエひめじで19日午後0時半から開かれるテクニカルセッション「すぐに避難してください!3分後に津波が到達!最大19メートルの恐れがありまず!」に岩田勉町長らが登壇し、町の取り組みを紹介する。デジタル避難訓練が、津波だけでなく、火山噴火や洪水などの自然災害にも適応できないかも探る。

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