和歌山県は、南紀白浜空港（白浜町）に５月、韓国からのツアー客を乗せた国際チャーター便が運航すると発表した。

　６往復し約７３０人が来県する予定。韓国からのチャーター便は２月にも４往復あったが、好評だったため、運航が決まったという。

　ツアーは３泊４日で、白浜町の円月島や串本町の橋杭岩、那智勝浦町の那智の滝など県内を巡ったり、ゴルフを楽しんだりする。

　韓国・仁川国際空港を出発し、５月６、９、１２、１５、１８、２１日の午前１０時４０分に到着する。県は白浜空港でゆるキャラなどによる「お出迎え」をする。

　定例記者会見で岸本周平知事は、韓国からのチャーター便誘致を続けたいとした上で、今後は県内から韓国を訪れる客も乗せて「双方向のチャーター便にできないか考えている」と話した。