【動画】海底にアオリイカの産卵床設置、和歌山・串本沖3カ所に
和歌山県串本町内にある24のダイビング店でつくる「串本ダイビング事業組合」(谷口勝政組合長)は17日、同町沖にある3カ所のダイビングポイントの海底(水深16~18メートル)にアオリイカの産卵床を設置した。産卵は5月初旬から始まるという。
串本の海では、磯焼けや海水温の上昇などにより、アオリイカの産卵場所となる海藻が減少している。
組合は産卵場所を確保して個体数を増やすとともに、串本のダイビングも盛り上げたいと、公益財団法人「日本釣振興会」の協力で毎年取り組んでいる。
この日、ダイバーら13人が同町串本の袋港でボート2隻に産卵床となる1・5~2メートルの雑木を積み込んで出港。潮岬沖約200メートルにあるダイビングポイント「備前」と「グラスワールド」、同町有田の串本海中公園沖約100メートルにある「イスズミ礁」の海底で、ダイバーが土のうを沈めロープで固定した。
組合イベント係の中井嘉昭さん(50)は「産卵のピークは6月初頭で、6月中旬まで見られる。産卵に来ているアオリイカは1、2キロと大きく、間近で見られるので迫力がある。ぜひ見に来てほしい」と話している。
串本の海では、磯焼けや海水温の上昇などにより、アオリイカの産卵場所となる海藻が減少している。
組合は産卵場所を確保して個体数を増やすとともに、串本のダイビングも盛り上げたいと、公益財団法人「日本釣振興会」の協力で毎年取り組んでいる。
この日、ダイバーら13人が同町串本の袋港でボート2隻に産卵床となる1・5~2メートルの雑木を積み込んで出港。潮岬沖約200メートルにあるダイビングポイント「備前」と「グラスワールド」、同町有田の串本海中公園沖約100メートルにある「イスズミ礁」の海底で、ダイバーが土のうを沈めロープで固定した。
組合イベント係の中井嘉昭さん(50)は「産卵のピークは6月初頭で、6月中旬まで見られる。産卵に来ているアオリイカは1、2キロと大きく、間近で見られるので迫力がある。ぜひ見に来てほしい」と話している。