ひょうが当たって傷ついた梅の実(22日、和歌山県みなべ町で)
和歌山県は28日、紀南地方で20日に降ったひょうによる梅の被害が13億6792万円に増えたと発表した。新たに白浜、すさみ、印南の各町で被害を確認した。
前回(22日)の発表時点では被害額を3億8894万円としていたが、時間がたってから分かる被害もあるとして、調査を続けていた。当初から被害があった田辺、みなべ、上富田の3市町を含めた被害面積は326・3ヘクタール広がり、計3854・3ヘクタールになった。
被害が広範囲で判明し、金額も大きくなっていることから、県などは引き続き調査を続ける。