今年は説明会に34農家 「梅収穫ワーケーション」、和歌山・みなべ
一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会は、和歌山県みなべ町芝の町役場で、今年実施する「梅収穫ワーケーション」の受け入れ希望農家向けの説明会を開いた。過去に受け入れたことがある農家も含め町内の34農家が参加した。
梅収穫ワーケーションは、首都圏など都市部の人らが梅の収穫などを手伝う企画で、2022年から始まった。参加者は、同年が30日間の実施で123人(延べ240人)、23年は期間を70日間に拡大し、238人(延べ382人)に増えた。受け入れ農家も22年は11戸で、23年度は19戸に増えた。この企画は、地域課題の解決に向けた官民連携の取り組みとして、内閣府の優良事例に認定され、他地域への1次産業にも応用できるモデルだという評価を受けた。今年も5月から始まる。
説明会では、同協議会の島田由香代表理事らが梅収穫ワーケーションについて「参加者は無償で働く作業員ではない。作業を体験したい、町に貢献したいという思いでやって来る。お互いにウェルビーイング(心身ともに健康で社会的に良い状態)が上がり、結果として地域活性化につながるプロジェクト」と話し、受け入れでの注意事項や実施までの流れを説明。スタッフの紹介もした。
過去に受け入れた農家からは「みんなよく働いてくれ、元気をもらった。志も高く、勉強にもなった」「翌年に知人を連れてきてくれ、つながりがどんどん広がった」「梅の収穫時期はピリピリするが、来てくれたことで穏やかになった」などといった声が聞かれた。
初めての受け入れを希望する農家らは「新たな出会いやいろいろな人と話すのが楽しみ」「人手不足なのでお願いしたいと思うが、お互いに楽しくできればと思う」などと話していた。
梅収穫ワーケーションは、首都圏など都市部の人らが梅の収穫などを手伝う企画で、2022年から始まった。参加者は、同年が30日間の実施で123人(延べ240人)、23年は期間を70日間に拡大し、238人(延べ382人)に増えた。受け入れ農家も22年は11戸で、23年度は19戸に増えた。この企画は、地域課題の解決に向けた官民連携の取り組みとして、内閣府の優良事例に認定され、他地域への1次産業にも応用できるモデルだという評価を受けた。今年も5月から始まる。
説明会では、同協議会の島田由香代表理事らが梅収穫ワーケーションについて「参加者は無償で働く作業員ではない。作業を体験したい、町に貢献したいという思いでやって来る。お互いにウェルビーイング(心身ともに健康で社会的に良い状態)が上がり、結果として地域活性化につながるプロジェクト」と話し、受け入れでの注意事項や実施までの流れを説明。スタッフの紹介もした。
過去に受け入れた農家からは「みんなよく働いてくれ、元気をもらった。志も高く、勉強にもなった」「翌年に知人を連れてきてくれ、つながりがどんどん広がった」「梅の収穫時期はピリピリするが、来てくれたことで穏やかになった」などといった声が聞かれた。
初めての受け入れを希望する農家らは「新たな出会いやいろいろな人と話すのが楽しみ」「人手不足なのでお願いしたいと思うが、お互いに楽しくできればと思う」などと話していた。