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「清姫」屋敷跡、鮮やかに カワヅザクラが見頃、和歌山・田辺市

「清姫生誕屋敷跡(真砂一族住居跡)」で見頃を迎えているカワヅザクラ=和歌山県田辺市中辺路町で
「清姫生誕屋敷跡(真砂一族住居跡)」で見頃を迎えているカワヅザクラ=和歌山県田辺市中辺路町で
 「安珍・清姫伝説」ゆかりの和歌山県田辺市中辺路町真砂にある「清姫生誕屋敷跡(真砂一族住居跡)」で、カワヅザクラの花が見頃を迎えている。

 屋敷跡があるのは熊野古道のルート沿い。10年近く前、木や雑草が生い茂っていた屋敷跡を住民が刈り開き、その後、サクラの苗木を植えて大切に育てている。

 カワヅザクラは9本植えられており、今年は例年より早く2月初旬からピンク色の花を咲かせ始めた。13日現在、八分咲きほどになった木もある。

 この場所の活用や保全に関わってきた地元の庄司喜代和さん(88)は「去年よりも木が大きく育っており、花もきれいだ。今週いっぱいが見頃だと思うので、見に来てくれたらうれしい」と話している。

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