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和歌山ラーメンに合います! TGCで梅とシャキシャキ「ヒロメ」おむすび販売、神島高生が店とコラボ

和歌山ラーメンに合うおむすびを試作する神島屋メンバー(和歌山県田辺市文里2丁目の神島高校で)
和歌山ラーメンに合うおむすびを試作する神島屋メンバー(和歌山県田辺市文里2丁目の神島高校で)
 2月3日に和歌山市で開催されるファッションイベント「東京ガールズコレクション(TGC)」で、神島高校(田辺市文里2丁目)の商品開発プロジェクト「神島屋」が、ラーメン店と共同で、梅とヒロメの「おむすび」を販売する。和歌山ラーメンの「お供」に開発した新商品。デビューと同時に全国区を目指す。


 ラーメン店「丸田屋」(本社・岩出市)とコラボした。丸田屋はあっさりした味わいの豚骨しょうゆスープと自家製麺が特徴で、白浜町など県内で4店舗を展開している。TGCでは会場外の飲食ブースに出店する。神島屋も販売スタッフとして参加する。

 神島高校でこのほど、おむすび4種類の試作と試食会があった。味はもちろん、ラーメンとの相性や見た目、作りやすさなど、神島屋メンバー8人と丸田屋の丸田征吾社長(42)らが総合的に審査し、出品する1点を決めた。

 採用したのは白干し梅を使った「梅とヒロメのおむすび」。適度な酸味と素材のバランス、ラーメンとの相性などの評価が高く、コスト面でも商品化に向いていると判断した。

 1年の森本結葵さんは「私はマダイを使った天むすを提案した。味も見た目も良かったけど、天ぷらを食べ終えた後のもう一工夫が必要だった。採用商品は梅、ヒロメの素材感が生かせるよう考えられていた。自信を持って販売できる。当日は特産品だけでなく、神島屋の存在をPRしたい」と意気込んでいる。

 丸田社長は「試作4点の完成度の高さには驚かされた。梅の酸味は和歌山ラーメンとの相性がいい。高校生のアイデアレシピを全国から集まるお客さんに味わってもらいたい」と話した。

■白浜空港で関連イベント 2月4日

 白浜町の南紀白浜空港を運営する南紀白浜エアポートは2月4日午前11時半~午後0時15分、同空港新ターミナル2階ラウンジで「東京ガールズコレクション和歌山2024」の関連イベントを開く。ものまねタレントりんごちゃんとファッションモデル加藤ナナさんの歌とトークを予定している。開場は午前11時。入場無料。参加申し込み不要。

 問い合わせは、エアポート(0739・43・0095)へ。

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