和歌山県が8年連続日本一! 22年産ミカンの産出額
2022年に和歌山県内で生産されたミカンの産出額は292億円で、8年連続で日本一になった。県の発表によると、生産量も全国最多だったほか、販売単価(1キロ当たり)が2年連続で上昇したことが影響し、前年産より14億円上昇した。
産出額は販売単価から流通関係経費を除いた額と、生産量を掛け合わせて算出する。
京浜、京浜衛星、名古屋、京阪神の四大市場平均の県産の販売単価は、ここ3年は全国で9番目だが、20年から28円上がり270円となった。
県は販売単価の上昇を目指し、15年度からJAグループと連携。光センサー選果機を利用し、一定基準以上の糖度を満たしたミカンを選別する「厳選出荷」に取り組んでいる。このことと合わせ、全国生産量が減少した中で、表年回りの和歌山県では生産量が確保されたことなどが、販売単価が上昇した要因という。
生産量は15万2500トンで、19年連続日本一。前年産より4700トン増えた。
県は「今後も販売単価上昇を目指し、産出額日本一を続けていきたい」としている。
一方、産出額が2番目に多かったのは静岡県の252億円、3番目は愛媛県の246億円だった。
産出額は販売単価から流通関係経費を除いた額と、生産量を掛け合わせて算出する。
京浜、京浜衛星、名古屋、京阪神の四大市場平均の県産の販売単価は、ここ3年は全国で9番目だが、20年から28円上がり270円となった。
県は販売単価の上昇を目指し、15年度からJAグループと連携。光センサー選果機を利用し、一定基準以上の糖度を満たしたミカンを選別する「厳選出荷」に取り組んでいる。このことと合わせ、全国生産量が減少した中で、表年回りの和歌山県では生産量が確保されたことなどが、販売単価が上昇した要因という。
生産量は15万2500トンで、19年連続日本一。前年産より4700トン増えた。
県は「今後も販売単価上昇を目指し、産出額日本一を続けていきたい」としている。
一方、産出額が2番目に多かったのは静岡県の252億円、3番目は愛媛県の246億円だった。