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フォトコン応募者の個人情報漏えい 和歌山県社会福祉協議会、105人分

 和歌山県社会福祉協議会は7日、2022年度と23年度に実施した「ふくしフォトコンテスト」の応募者105人の住所や電話番号、生年月日といった個人情報を漏えいしたと発表した。審査委員に限定してインターネットで公開する予定が、一般の人も閲覧できる状態だったという。

 コンテストは22年度から、県内の福祉施設・事業所勤務者のほか県内在住者を対象に実施している。

 流出したのは22年度と23年度のそれぞれ1次審査と2次審査の審査資料。職員が審査委員向けに、協議会の内部システムに上げていた。一般非公開の設定にしたとの認識だったが、長いもので昨年10月から一般の人も閲覧可能だった。4日、応募者から個人情報が閲覧できるとの指摘を受け、すぐに削除した。職員のシステムについての認識不足が原因という。

 資料には応募写真(計237作品)や勤務先の情報のほか、氏名、性別、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスといった応募者の個人情報も含まれていた。協議会は対象者に謝罪。安全性の高い送信システムの導入検討や職員の指導徹底で再発を防止するとしている。

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