子どもを信じ切ること 「ビリギャルの母」橘さんが講演、和歌山・串本町
高校での成績が振るわなかった長女が猛勉強の末に現役で慶応義塾大学に合格した「ビリギャルの母」として知られる橘こころさん(59)=名古屋市=の講演会が、和歌山県串本町サンゴ台の町役場であった。橘さんは「子を信じ切ることで子どもの自己肯定感が高まり、やがて『自分ならできる』と爆発的な能力を発揮するようになる」と持論を語った。
町PTA連絡協議会と町教育委員会が主催した子育て支援講座。約40人が出席して耳を傾けた。
橘さんは親も子も幸せになれるためのポイントとして、子どもを信じること▽行動や持っているものを褒めるのではなく、存在自体を認めること▽怒らない―の3点を挙げた。
「褒めることを続けると、子どもは『褒められることをしなければ愛されなくなる』と感じるようになる」とも説明。一緒にいて共感することが大切だとし、「何でもよいので、わくわくすることを見つけてと言い続けた」と話した。
「ビリギャル」は長女のさやかさん(35)。さやかさんら3人の子どもは「学校からの呼び出しを受ける常習犯」だったが、橘さんは「呼ばれたら(子どもたちに)私が味方だと感じてもらえるチャンスだと思っていた」と振り返った。
町PTA連絡協議会と町教育委員会が主催した子育て支援講座。約40人が出席して耳を傾けた。
橘さんは親も子も幸せになれるためのポイントとして、子どもを信じること▽行動や持っているものを褒めるのではなく、存在自体を認めること▽怒らない―の3点を挙げた。
「褒めることを続けると、子どもは『褒められることをしなければ愛されなくなる』と感じるようになる」とも説明。一緒にいて共感することが大切だとし、「何でもよいので、わくわくすることを見つけてと言い続けた」と話した。
「ビリギャル」は長女のさやかさん(35)。さやかさんら3人の子どもは「学校からの呼び出しを受ける常習犯」だったが、橘さんは「呼ばれたら(子どもたちに)私が味方だと感じてもらえるチャンスだと思っていた」と振り返った。