住民の憩いの場に 障害デイサービス施設が「地域交流スペース」、和歌山・みなべ町
障害児が放課後などに通うデイサービス施設「はぐみ」(和歌山県みなべ町東吉田)は、施設内に地域交流スペースを整備し、イベントを企画するなどして、地域住民らの憩いの場となるよう活動している。今月23日には、お披露目会を開く計画で、大勢の来場を呼びかけている。
同施設は、社会福祉法人「ふたば福祉会」(田辺市文里1丁目)が、2017年に同町東吉田の空き家を利用して開設。通所者が増え、手狭となってきたため、2021年度で閉園となった南部保育所の元園舎をみなべ町から借り、昨年8月に移転した。
支援学校や普通学校に通う町内外の小学生から高校生までを放課後や長期休みに受け入れ、送迎サービスもしている。現在、登録者は25人で、1日平均10人ほどが通っている。
障害児の受け入れだけでなく、地域に貢献できればと住民の憩いの場づくりを目指す。町も「第4期みなべ町地域福祉計画」で、地域住民や社会福祉関係者が互いに協力して地域の福祉課題に取り組む「地域福祉」の推進をうたっている。
地域交流スペースは、大広間の床板を張り替えるなどして整備している。ここで夏に田辺市の音楽家を招いてピアノ演奏会を開き、秋には地元のお年寄りを講師に招き、子どもたちが参加しての風車作り体験のイベントも開いた。
お披露目会は23日午前10時~午後3時に開く。先着150人にクッキーを無料で配る。ドリンク(無料)もある。
オープニングは南部中学校吹奏楽部による演奏で、午前10時半からバルーンアートイベント▽午後1時からこまやけん玉、めんこなど、昔の遊び体験▽1時半から、地元のイラストレーター松下恭子さんによる紙芝居の上演▽随時、「キラキラ宝石箱」作り体験―などを開く。
今後、図書コーナーを設けたり、パンの販売、講師を招いての体験会、社会福祉協議会や高齢者施設と連携しての介護予防の講習会、地域と連携した防災研修を開いたり、健康測定器を借りて地域住民に開放したりしたいという。
施設管理者の木田誠也さん(57)は「コロナ禍で希薄になった地域の交流を活発にするきっかけになればと考えている。地域住民に気軽に立ち寄ってもらい、社会福祉法人と地域住民、さらには住民同士のつながりがもっと強まればと思う」と話している。
問い合わせは、はぐみ(0739・34・2301)へ。
同施設は、社会福祉法人「ふたば福祉会」(田辺市文里1丁目)が、2017年に同町東吉田の空き家を利用して開設。通所者が増え、手狭となってきたため、2021年度で閉園となった南部保育所の元園舎をみなべ町から借り、昨年8月に移転した。
支援学校や普通学校に通う町内外の小学生から高校生までを放課後や長期休みに受け入れ、送迎サービスもしている。現在、登録者は25人で、1日平均10人ほどが通っている。
障害児の受け入れだけでなく、地域に貢献できればと住民の憩いの場づくりを目指す。町も「第4期みなべ町地域福祉計画」で、地域住民や社会福祉関係者が互いに協力して地域の福祉課題に取り組む「地域福祉」の推進をうたっている。
地域交流スペースは、大広間の床板を張り替えるなどして整備している。ここで夏に田辺市の音楽家を招いてピアノ演奏会を開き、秋には地元のお年寄りを講師に招き、子どもたちが参加しての風車作り体験のイベントも開いた。
お披露目会は23日午前10時~午後3時に開く。先着150人にクッキーを無料で配る。ドリンク(無料)もある。
オープニングは南部中学校吹奏楽部による演奏で、午前10時半からバルーンアートイベント▽午後1時からこまやけん玉、めんこなど、昔の遊び体験▽1時半から、地元のイラストレーター松下恭子さんによる紙芝居の上演▽随時、「キラキラ宝石箱」作り体験―などを開く。
今後、図書コーナーを設けたり、パンの販売、講師を招いての体験会、社会福祉協議会や高齢者施設と連携しての介護予防の講習会、地域と連携した防災研修を開いたり、健康測定器を借りて地域住民に開放したりしたいという。
施設管理者の木田誠也さん(57)は「コロナ禍で希薄になった地域の交流を活発にするきっかけになればと考えている。地域住民に気軽に立ち寄ってもらい、社会福祉法人と地域住民、さらには住民同士のつながりがもっと強まればと思う」と話している。
問い合わせは、はぐみ(0739・34・2301)へ。