「旅するチョウ」今年も飛来 和歌山・田辺市龍神村、14日にアサギマダラ祭り
和歌山県田辺市龍神村殿原にある「小町茶屋」は14日午前10時から、「アサギマダラ祭り」を開く。小町茶屋がオープンしてから8周年のお祝いを兼ねたイベント。旅するチョウとして知られるアサギマダラ(タテハチョウ科)の観察やマーキングを体験できるほか、地域の有志がおにぎりや豚汁を振る舞う。
小町茶屋は、人口が減って高齢化が進む殿原地区で、住民が気軽に集まりおしゃべりできる場を設けようと、杉本町子さん(73)が自宅ガレージを改造して2015年7月3日にオープンした。営利を目的とせず、集まった住民らがコーヒーを飲んだり、菓子などを食べたりしながら、交流を楽しんでいる。
山々に囲まれ、目の前には日高川支流の丹生ノ川が流れる場所にある。近所のお年寄りが立ち寄ることが多いが、地区外や県外の人が訪れることもあるという。
イベント当日は、小町茶屋のすぐ近くの「ふじばかま園」で、「アサギマダラの会」(大阪府)の金澤至副会長がアサギマダラのマーキングについて案内する。同園では、アサギマダラが好むフジバカマ(キク科)を植えており、昨秋には多いときで100匹以上が花の間を飛び交っていた。
また、小町茶屋では輪投げや射的のコーナーを設けるほか、たい焼きの出店もある。最後に「龍神小唄保存会」による三味線の演奏や、餅まきも実施する。
杉本さんは「小町茶屋や今回のイベント、ふじばかま園も、地域の皆さんの協力があるからできている。ありがたい。8年たってもみんな元気に来てくれているので、自分も元気な間はずっと小町茶屋を続けていきたい」と話している。
問い合わせは、杉本さん(090・3494・5795)へ。
■今年も飛来
地域の休耕田にフジバカマを植えて整備した田辺市龍神村殿原の「ふじばかま園」に、この花を好むアサギマダラが昨年に続き飛来している。
今年は昨年よりも飛来するのが遅く、4日に初めて1匹を確認。その後徐々に数が増え、11日には10匹ほどが優雅にフジバカマの周囲を飛び回っていた。
近くで小町茶屋を運営している杉本町子さんは「今年は少し遅れ気味で、アサギマダラが来るのを待ち焦がれていた。昨年は10月いっぱいまで飛来していたので、あと1カ月ほどは見られると思う」と話している。
小町茶屋は、人口が減って高齢化が進む殿原地区で、住民が気軽に集まりおしゃべりできる場を設けようと、杉本町子さん(73)が自宅ガレージを改造して2015年7月3日にオープンした。営利を目的とせず、集まった住民らがコーヒーを飲んだり、菓子などを食べたりしながら、交流を楽しんでいる。
山々に囲まれ、目の前には日高川支流の丹生ノ川が流れる場所にある。近所のお年寄りが立ち寄ることが多いが、地区外や県外の人が訪れることもあるという。
イベント当日は、小町茶屋のすぐ近くの「ふじばかま園」で、「アサギマダラの会」(大阪府)の金澤至副会長がアサギマダラのマーキングについて案内する。同園では、アサギマダラが好むフジバカマ(キク科)を植えており、昨秋には多いときで100匹以上が花の間を飛び交っていた。
また、小町茶屋では輪投げや射的のコーナーを設けるほか、たい焼きの出店もある。最後に「龍神小唄保存会」による三味線の演奏や、餅まきも実施する。
杉本さんは「小町茶屋や今回のイベント、ふじばかま園も、地域の皆さんの協力があるからできている。ありがたい。8年たってもみんな元気に来てくれているので、自分も元気な間はずっと小町茶屋を続けていきたい」と話している。
問い合わせは、杉本さん(090・3494・5795)へ。
■今年も飛来
地域の休耕田にフジバカマを植えて整備した田辺市龍神村殿原の「ふじばかま園」に、この花を好むアサギマダラが昨年に続き飛来している。
今年は昨年よりも飛来するのが遅く、4日に初めて1匹を確認。その後徐々に数が増え、11日には10匹ほどが優雅にフジバカマの周囲を飛び回っていた。
近くで小町茶屋を運営している杉本町子さんは「今年は少し遅れ気味で、アサギマダラが来るのを待ち焦がれていた。昨年は10月いっぱいまで飛来していたので、あと1カ月ほどは見られると思う」と話している。