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スケボーとBMX楽しもう 体験会で五輪出場の中村輪夢選手ら実演も、和歌山

昨年のイベントでBMXを体験する中学生(和歌山県田辺市扇ケ浜で)
昨年のイベントでBMXを体験する中学生(和歌山県田辺市扇ケ浜で)
 若者に人気があるスケートボード(スケボー)や自転車BMXなど都市型スポーツの体験交流会が28日に和歌山県白浜町で、29日に田辺市で開かれる。昨年に続いて2回目。BMXフリースタイルで東京五輪に出場し、9月の全日本選手権で5連覇を達成したプロライダーの中村輪夢選手らが訪れる。

 紀南アーバンスポーツ普及協議会(芝本晃久会長)が主催する「LIFE UP(ライフ アップ)」というイベント。昨年は田辺市の扇ケ浜公園スケートパークで開催し、今回は2カ所に拡大する。白浜町、田辺市、紀伊民報など後援。

 28日は白浜町阪田の町民プール前駐車場で午前11時から、29日は扇ケ浜公園で午前10時から開始する。スケボーとBMXの体験会やプロの実演があり、中村選手のほか、岩出市出身のプロスケートボーダー平松凱選手、BMXライダーの田邉泰志・絢三親子が参加する。見物は無料。雨天の場合、28日が町立総合体育館、29日が市立武道館下のスペースで参加選手との交流会を開く。扇ケ浜公園では関連グッズの展示がある。

 スケボーとBMXの体験会は参加者を募集している。対象は白浜会場が町内在住の小中学生、田辺会場は小学生以上。定員は2会場合わせて30人程度で、定員に達し次第、締め切る。

 東京五輪以降、都市型スポーツの熱は全国で高まり、スケボーなどが楽しめる場所が急増。国際大会も開かれている。

 紀南アーバンスポーツ普及協議会は競技の普及や発展に取り組んでいる。

 芝本会長は「昨年のイベントは反響が大きく、開催の要望も多かった。地元の子どもらに世界トッププロの演技を見てもらい、将来の金メダリストを育成したい」と話している。

 問い合わせは、木曜を除く正午~午後8時に紀南アーバンスポーツ普及協議会(0739・34・9889)へ。

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