古道の山里にわら塚 田辺市中辺路でイベントアピール
和歌山県田辺市中辺路町近露の田んぼに、稲わらを積み上げて作った「わら塚」が登場した。ユニークな表情やしぐさの「かかし」も乗っており、11月3日に地域で開かれる秋の恒例イベント「熊野古道平安の郷 近野まるかじり体験」をアピールしている。
わら塚は地元では「ススキ」と呼ばれ、家畜の餌や肥料などにする稲わらを保存しておくために作る。昔ながらの山里の風景を再現して催しを盛り上げようと、主催する実行委員会(尾中彦孝実行委員長)が毎年作っている。
地域住民が協力し、熊野古道なかへち美術館近くの田んぼに高さ約2・5~3メートルのわら塚を三つ作り、5体のかかしも取り付けた。
尾中実行委員長(71)は「手作業で稲刈りをしたり、干したりと、制作には大変手間がかかる。当日は多くの方にお越しいただければうれしい」と話している。
わら塚は地元では「ススキ」と呼ばれ、家畜の餌や肥料などにする稲わらを保存しておくために作る。昔ながらの山里の風景を再現して催しを盛り上げようと、主催する実行委員会(尾中彦孝実行委員長)が毎年作っている。
地域住民が協力し、熊野古道なかへち美術館近くの田んぼに高さ約2・5~3メートルのわら塚を三つ作り、5体のかかしも取り付けた。
尾中実行委員長(71)は「手作業で稲刈りをしたり、干したりと、制作には大変手間がかかる。当日は多くの方にお越しいただければうれしい」と話している。