陸上クラブチームに中学生増 狙え和歌山から全国トップ、部活の地域移行も視野に
和歌山県田辺市宝来町のタナベスポーツプラザが運営する陸上競技のクラブチーム「TSP」に、中学生の参加が増えている。公立中学校の運動部活動の地域移行も視野に入れて活動し、現在は市内や近隣町から20人が参加。指導者は「みんな陸上が好きで、もっと記録を伸ばしたい子やチームで楽しく活動したい子どもたちが参加している。地域のニーズに応えていきたい」と話している。
TSPは、小中学生や社会人を対象に昨年発足した。所属している中学生の多くは学校の陸上競技部に所属している。練習は主に週2回、午後7時から田辺スポーツパーク陸上競技場(田辺市上の山1丁目)でしているほか、タナベスポーツプラザのジムやプールを利用する生徒もいる。
生徒らが取り組む種目は、短距離走、長距離走、跳躍などさまざま。小学生6人と社会人7人も一緒に練習している。中学生には、高校の陸上部員がやるような練習を取り入れているという。夏休み期間中は、奈良県での記録会や、神戸市の中学校での合同練習会に参加した。
中学生部門のキャプテンを務める田辺中1年の小嶋瑞希さんは「県外の大会や記録会に出ることができて、よりレベルアップができる」と話す。
田辺市衣笠中3年の横山智晴君は、県総体と近畿総体の男子走り高跳びで優勝し、22日から松山市である全国大会に出場する。記録を伸ばそうと6月、TSPに入部し、7月の県総体ではこれまでの県中学記録(1メートル94)を33年ぶりに更新する2メートル00を跳んだ。春先の記録は1メートル83だったが、踏み切りの技術が向上するなどして記録が大きく伸びた。全国大会でも優勝を目指している。
今年の中学校総体からは、地域スポーツクラブなど学校以外の団体の参加が認められるようになった。TSPも今秋以降、TSP所属でも中体連の大会に参加できるようにしたいという。
指導者の芦谷誠さん(44)は「環境さえあれば、紀南からでも全国トップを狙える選手が出てくる。いろんな経験を通じて成長する機会を提供し、競技力の向上や競技人口の増加につながってほしい」と話している。
TSPは、小中学生や社会人を対象に昨年発足した。所属している中学生の多くは学校の陸上競技部に所属している。練習は主に週2回、午後7時から田辺スポーツパーク陸上競技場(田辺市上の山1丁目)でしているほか、タナベスポーツプラザのジムやプールを利用する生徒もいる。
生徒らが取り組む種目は、短距離走、長距離走、跳躍などさまざま。小学生6人と社会人7人も一緒に練習している。中学生には、高校の陸上部員がやるような練習を取り入れているという。夏休み期間中は、奈良県での記録会や、神戸市の中学校での合同練習会に参加した。
中学生部門のキャプテンを務める田辺中1年の小嶋瑞希さんは「県外の大会や記録会に出ることができて、よりレベルアップができる」と話す。
田辺市衣笠中3年の横山智晴君は、県総体と近畿総体の男子走り高跳びで優勝し、22日から松山市である全国大会に出場する。記録を伸ばそうと6月、TSPに入部し、7月の県総体ではこれまでの県中学記録(1メートル94)を33年ぶりに更新する2メートル00を跳んだ。春先の記録は1メートル83だったが、踏み切りの技術が向上するなどして記録が大きく伸びた。全国大会でも優勝を目指している。
今年の中学校総体からは、地域スポーツクラブなど学校以外の団体の参加が認められるようになった。TSPも今秋以降、TSP所属でも中体連の大会に参加できるようにしたいという。
指導者の芦谷誠さん(44)は「環境さえあれば、紀南からでも全国トップを狙える選手が出てくる。いろんな経験を通じて成長する機会を提供し、競技力の向上や競技人口の増加につながってほしい」と話している。